杉・檜の間伐にいくと，何処でもほぼ同じ内容のマニュア
ルに従って、伐採手順の説明があります。
　常緑樹には，このようなマニュアルがありません。
マニュアルはとても作れないと，経験者は言います。樹木の
立地条件，枝分かれ、枝張り、周囲の状況，樹木の堅さ、
ねばりの有無、重心の見極めが難しいなどなど、一本一本
全て条件が違うからです。
　受け口と追い口で伐倒方向を決める、という基本は同じ
ですが、内容は全くと言っていい程違ってきます。一人作業
でない場合はチームの人数だけ危険も増すと考えていないと
いけないでしょう。作業のクオリティが問われます。

　十一月例会での間伐木は、
切口径 36 cm、高さ 16 m 余
60年生のタブでした。
天候は絶好で☆☆☆☆☆、
作業内容は★★★★★でした。

　＜喉もと過ぎても，熱さ忘れず＞
となるまでにどのくらい時間を必要とするのでしょうね？？！！

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【こうのす里山くらぶ：　ゆるり】
　　　　 　　　　　　

　初霜です。今夏は台風襲来が少なかったお陰でたっぷり
緑を纏ったままのヤマモミジが慌てて一夜で紅へ衣替え。
あわて過ぎて、紅と緑のムラ雲模様です。

　
例年になく目についたのが，ツマグロヒョウモンの♀、
こんなに沢山どこで羽化したのかと思うくらいです。
♂は，７～８匹に対して一匹くらい。今年は，蝶が異常に
少ないと嘆いていた S先生はどうご覧になるでしょうか？




　早朝、夕暮れ、雀夫婦とジョウビタキの餌場争いの声も
聞かれて、ともあれ，道具立てはそろった。
　明日は一足飛びに冬入りか？と思わせる気候の豹変ぶり
に驚かされっぱなしの晩秋です。

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秋の１日、柳川を通る。
川べりで車をとめて一休み。
ふと下をのぞくと何かが動いている。

これか゛ムツゴロウとかトビハゼとか
だろうか？！
思わず転がるように降りる。

ここは漁業用の船着場で、船へのわたり板がある。
船は水に浮いていない。干潮のこのとき干潟？の上に
のっかっている。

板はそれぞれ手作りだろう、味がある。

博多湾や瀬戸内海沿岸では見たことのない
川辺の景観。
地域固有の美しさ。

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【森を育てる会　しばりん】

熊本のO町。
黒川温泉に抜ける主要道沿いに、木材が整然と並ぶ。
素人目にもわかる立派な大径木に、この木がここに並ぶまでに
どれほどの時間と人の手がかかったのだろうと想像してしまう。

ロッジ風のオシャレな建物にはO町森林組合という看板が見えた。

以前、行政の林政担当者が、
「土場を見ただけでそこの森林組合の実力がわかる」と言われていたことを思い出す。
木材に囲まれた壮観で開放的な雰囲気に、なんだか立ち寄ってみたい誘惑に駆られた。


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リュウキュウアサガオの花がフェンスに
まきついていたのを見る。種子がみあたらない。
後ろは秋の七草のひとつススキ。


過日一応市街地である田舎に帰ったとき
首輪のない犬が道を歩いていた。
犬の名は「ご近所犬」
ご近所でエサを提供している犬という意味とのこと。

そのココロは。
近所は皆高齢化した核家族。
0歳犬の犬の寿命＞残りの人生｡
各家庭で飼って散歩などの世話ができない。
だから、なんとなくご近所で１頭の犬を
「飼っている」のだそうだ。
予防接種だけはどこかのお宅に「寄宿」して
行っている。
高齢化の地域の暮らしのひとつの姿。

日本経済新聞夕刊で昨日11/5（月）より
「広角鋭角」というコラムで「限界集落」という
特集が始まった。
主に農山村地域で集落が成り立たないほど
高齢化と人口減少がすすんだ集落と
その事態への行政施策の事例を紹介するようだ。

以前九州の農山村を扱った番組で
7人ほどの集落で、どこかのお宅で
ちらし寿司？を作ったとき
おすそ分けで集落みなが出てきて
給食のようにおすそ分けに預かっておられるのを
見た。
このような暮らしがあちこちであるのだろう。

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