ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2019年08月

賃貸マンションでGWW(6):削りかすの活用

庭や畑があれば、削りかすは積んでおいて
腐敗するのを待てばよいのですが、
ベランダでさすがにそれはできないので
燃えるゴミに出すしかありません。
結構かさばるなーと思い、桜の仲間だしチップにして
燻製を作ってみることにしました。

写真の削りかすは荒く裁断して乾燥させたもので
さらに点火しやすいように削りかすを
チップ状にハサミで裁断しました。
市販の燻製用チップより薄いけど大きいので
点火具合と燃え尽きる時間が想像できませんでしたが
市販チップの燻製レシピとそう変わらない
時間配分と熱量で不通に燻製ができました。
チップの分量はレシピにある市販の乾燥チップの重量に合わせて
GWWの削りかすを使用すると良いと思います。
P7150003 - コピー

庭があれば大きな燻製器を使って
削りかすを裁断せずにそのまま使えるかもしれませんね。
(市販のチップよりかさがあるので)

ちなみに私は普通のガスキッチンで
簡易燻製器を使った熱燻の方法でやりました。
といっても大きなお鍋に網を置いただけです。
熱燻は長期保存には向いていないそうですが、
香りを付けたり、濃くを出す分には十分です。


これで一連のシリーズ最後の投稿になります。
長々とお付き合いくださったみなさまありがとうございました。

(かわさき)

賃貸マンションでGWW(5):シダレザクラの枝という材

ココからは番外編的なカンジですが、、、

シダレザクラの枝は材としてどうなのか。
そもそも、上部から垂れて風に吹かれる枝。
花芽も付くし、枝分かれもするので曲り、捻じれ、節など
あまり加工に適していないのではと思っていました。
よくわからないから面白いかもという興味本位です。
枝の上の方は外見からでも枝分かれした枝や、
節が瘤になっているところ、かなりゴツゴツ曲っていたので
枝の下の方の大きな枝分かれがない部分をもらってきました。

ところが割ってみると芯が手で押して凹むのを
感じられるほどふわふわしていて材として使えなさそうなので
細い上にさらに使える部分が少ないことが判明。
(ちなみに下の写真は生木になって1カ月近く経っています)
P5240022 - コピー

さらに割ってみると枝の痕跡や死に節があったり、
使えないところもありましたが、
それなりに曲がりを生かして木取りをすれば
十分に使える材だと思いました。
腐っても桜。使えるところは硬くて良い材です。
P6020024 - コピー


ただ、入手できる機会はほとんどないでしょうし、
他に使いやすい材がある中で
あえて選択する材でもないと思います。
お家や公園で寿命で伐るときが来たら
思いでづくりにGWWもできますよーという事例ですね。
ーーーーーーーーーーーー
GWWで使いやすい樹種の使用事例が
分かりやすくまとめられている冊子があります

冊子「里山スプーン」
https://greenwoodworklab.jimdo.com/books/


かわさき)

賃貸マンションでGWW(4):ベランダで削る

実際にベランダに削り馬を置いて削り始めると
ベランダの構造物に当たったりする不便はありましたが
それなりに作業はできました。
完全な屋外の広いところで作業した方が
気持ちがいいのは確かです!
ただ、ベランダに削り馬を置きっぱなしにしていたので
作業したいときいつでも作業できる利点はありました。
夜でもライトがあれば見えるし、5階以上なので虫も来ない。

問題は、生木の保存方法で、使う分だけ切りながら
お風呂場で保存していたのですが
1カ月を超えたからか、短くなってくると乾燥が早くなるのか
水から出ている部分からだんだん最初の綺麗な白身から
黄色がかって変色してきました。
色味は、桜の白さ(写真中央)がツゲの黄色(写真右)になった
ぐらいで許容範囲ですが。
加工する上でも、多分乾燥して、裂けやすくなってきました。
P7150013 - コピー
(右は見本にした木工作家さん作の使いやすいティースプーン)

結局、生木になってから2カ月ちょっとダラダラと
削っていたのですが、1カ月を超えたり、木が短くなってきたら
お風呂場に生ける保存方法は適していないと思います。
やっぱり木口に乾燥止めをして、ビニール袋で包むとか?
さっさと加工するのが良いというのが結論でしょうか。

(かわさき)

賃貸マンションでGWW(3):生木をどう保存する!?

入手したのはシダレザクラ。
知人の家のシダレザクラの大木の枝に
大型車が当たって折れてしまったもの。
枝の全長4mぐらいのうち使いやすそうな
ところ1mぐらいをもらってきました。
径は6~7cmぐらいはありました。
(全体像の写真がなくてごめんなさい)
P5140008 - コピー


GWWの教科書的には木口にボンドなどを塗って
乾燥させないようにして屋外の日陰に置く、
とあるのですが、我が家のベランダは西向き。
そもそもベランダって日陰がない上に
夕方になると直射日光があたり灼熱。
寒冷紗をしても気温が上がりそうだったのと、
できるだけ木を長い状態で保存したかったので
とりあえずお風呂場に置くことにしました。

室内でもスペースとしては可能でしたが
コンクリート構造で気密性が高く(壁までコンクリート)
すごく乾燥するので生木の保存は難しいかな…?

問題はお風呂場でどうやって保存するか。
とりあえず切り花を生ける要領で
桶に水を張って立てかけて置くことにしました。
毎日桶の水を変えるのと、
上から水をかけて木全体を濡らすようにしました。
これで1カ月ぐらいは生木の水分量、
木の色味が維持できたので、正解でした。
1カ月を超えてくると色々と問題が…。

ーーーーーーーーーーーー
グリーンウッドワークの教科書
「はじめてのグリーンウッドワーク」グリーンウッドワーク研究所発行
https://greenwoodworklab.jimdo.com/books/#cc-m-product-14410496724

(かわさき)


賃貸マンションでGWW(2):どこで作業する!?

庭のある家でしたら庭でいいんです。
25m2、ほぼワンルームの賃貸マンションでは
木工専用部屋はないし、室内では生活が阻害されます。
徒歩圏内に大きな公園があるのでそこでもいいかな?
と思ったのですが、削り馬、生木、道具を持っていき、
帰りには削りかすを持ち帰らなければならず
2往復はする荷物の量で現実的ではなかった。

結局、ベランダですることにしました。
幸いベランダが広い物件で
室外機や物干しを除いた使えるスペースが約1畳。
削り馬を置いてみたら作業したり道具を置ける
スペースはなんとか確保できました。
(寸法がなくて申し訳ないですが、折りたたんだサイズが
 約1.2mなので写真の削り馬の長さは約1.4mと思います)
P5240020 - コピー


問題は、集合住宅にはよくあることですが
排水設備は複数の世帯で共有で、
排水パイプ口はお隣にありました。
そもそもベランダに洗濯物を干しているので
削りかすが散らばらないように
大きなエプロンに集めながら削って
作業終了の度に細かな削りかすも
ハンディークリーナーで掃除する手間はありました。
ブルーシートなどを敷いても良いかもしれません。
風の強い日はさすがに削りかすが
お隣に飛んでいくと困るので作業はできませんね。

そんな訳で、思っていたよりベランダでもできる。

ーーーー
ちなみに写真の削り馬は、2016年のワークショップで作った
福岡県産ヒノキ材、久津輪先生デザインの折り畳み式。
以前は図面の販売だけでしたが、今は完成品も販売されているようです。
https://greenwoodworklab.jimdo.com/shaving-horse/

(かわさき)
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