かっての新嘗祭、今の勤労感謝の日、三時間にわたって、
表記の特別番組が報じられていた。
耳に出来たところでは、

 都市の人々の関心を森は向ける試み。
 間伐材有効利用の試み。
 放置民有林の手入れを推進する森林組合の取り組み。
 国産材で家を建てる事を推める試み。
 製材業者ネットワークで解決出来た問題。
 国産杉材を値打ち相当の価格で輸出する試み。

 とにかく、森林に手を入れ、手を入れる事で利を生み、
利を生む事で興味を森に向ける様々な試行事例を紹介する
番組のようであった。

 山動き、やま笑う、自然が一杯!!と麓からの眺めに安心
満足している市民の心には、山や森はもう危機的状態にある
との現状を伝えきれていない、のでは? とおもえる懸命の
つくり笑顔の報道ながら、「日本の森がここまで元気を失っ
てしまった」裏の事情もチラチラ窺える番組でした。

 このところ、こういった報道が増えているのは、好い傾向
だけれど、一般の無関心層をググット惹き付けられる何か?
隠し味のようなアイデアはないでしょうかね?

【こうのす里山くらぶ: ゆるゆる みやの】

クリックでブログランキングへ