10月第三日曜は例年、「どんぐり日和」と称して,鴻ノ巣
山の恵み・マテバシイのドングリを拾い、製粉して食する日
です。
今年のドングリは虫食い少なく,色・つや・肥え具合よく、
収穫も申し分ありませんでした。
 これまで,ドングリ粉を使っての試みを様々にやってきま
した。コンニャク、パウンドケーキ、クッキー、蒸しパン、
団子汁、などなどです。風に冷たさが加わる時期でもあり、
最近は温かい味噌仕立ての「どんぐり鍋」が定着して来てい
ます。
 ことしは「うどんを作っていれる」がテーマの鍋でした。
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 秋晴れの空のもと、S 氏の指導で,各自一斉に一人分を
水加減に苦労しながら、揉みもみ捏ねこね懸命です。
夫々、弾力性に違いがでて、様々の食感に出来上がったよう
です。『食』はやはり『生きる』根本だと改めて思い知る
時間でした。
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 鍋で満足した後は今後の行事に使える様、集めたどんぐり
の皮むき・製粉作業が待っています。
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 食料自給率が,これほど低くても平気な、怖い国・日本。
日々捨てられる食料食材の総量はその年の輸入量に匹敵する
と聞きます。一転して,ドングリ粉を奪い合う日なぞ決して
来ないと、誰が断言できるでしょう?!

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【こうのす里山くらぶ: ゆるり】