干拓地を歩くと、土地利用のため尽力してきた
古来の人の跡をそこかしこに見る。

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川の今の姿からでも、
たとえば柳川は有史以来も長く
見渡す限り湿地のつづく土地だったのだろうと
思う。
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今、堤防に守られ、水道水をいただく町の暮らしは
すでにある、ゆるぎないものとして受け止めてしまいがち。
けれど古来の人と水、土地とのかかわりを知ることが
これからを考えることにつながる。

と、前置きが長くなりましたが福岡の人と水、土地の
これまでとこれからを考えるシンポジウムが開催されます。

第4回「雨から川へ、水のつどい」
日本書紀に書かれた水と人とのかかわり
            featuaring 韓人池&裂田の溝

主催 「福岡県土木部河川課」、NPO法人「南畑ダムを貯水する会」

○基調講演   「日本書紀に書かれた空間の意味」(60分)
         桑子敏雄
 (東京工業大学大学院 社会理工学研究科 教授)

○特別報告(1)  「考古学からみた人と水
 -水が飲む水だけではなくなったとき-」(30分)
片岡宏二 (小郡市教育委員会技師 文学博士(考古学))

○特別報告(2)  「ため池と韓人の文化」(30分)
         岡田真美子
(兵庫県立大学環境人間学部 環境宗教学 教授)
   
○ディスカッション;テーマ「流域の空間について【治水と環境は一体】」
(75分)
         コーディネーター:島谷幸宏
 (九州大学大学院 工学研究員 教授)
           特別ゲスト:田中正日子(元第一経済大学 教授)  

1  日時
   平成19年12月15日(土曜日) 13時 から 17時30分 まで
2  場所
   九州大学国際研究交流プラザ   
   福岡県福岡市早良区西新2丁目16番   
3  交通アクセス
   (1)JR博多駅、西鉄天神駅から地下鉄で西新駅下車 
      西新駅から徒歩10分
    (2)JR博多駅から
      タクシーで約25分
4  参加費
   一般参加費 無料 (交流会のみ ¥3,000/人) 
5  応募方法、詳細について
   福岡県のホームページからどうぞ。
   http://www.pref.fukuoka.lg.jp/wbase.nsf/6c9a71a4173c52654925708800166775/dc723f6f28cfef0f4925739a001bf29a?OpenDocument

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【森を育てる会 しばりん】