首を長~くして待ちました。
2008年11月に紹介したクヌギの実から出てきた幼虫
 
カブトムシと同じように翌年にはサナギになり、7月の成虫になると思ってました。

それが待てども待てども
一向にサナギに変体する様子もなく
ひと夏を越しました。

夏場は動きも少なく、死んでしまったのかとも思うくらい。

クワガタの中には秋にサナギ→成虫になり、成虫で越冬するものもいるから
その年の秋を期待して待った。

でも一向に変化なし。死にもしないし、腐りもしない、ミイラにでもなっとるんちゃうかと思うくらい

220530 ゾウムシ幼虫

翌年の6月ふと見ると「サナギ」になっとる!
なんと幼虫期間約1年半こんな小さな体なのによく体力がもつもんだ
自然って「すごい」な~
そのサナギはガラス細工のような美しさで顔はダースベーダー
ようやくゾウムシらしくなってきた。

220616 ゾウムシサナギ

その半月後 大人になった。
名前は「コナラシギゾウムシ」
どんぐりを拾って帰ったあ・な・た足元を見てごらん。
エネルギッシュな幼虫さんがお散歩してるよ

220629 ゾウムシ成虫


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【森を育てる会 鎌田 隆】
彼は庭の植木鉢のコナラで数日過ごし、油山へ帰りました