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県内落葉樹林の植物を見ながら歩いていたら
旧知の昆虫屋さんとばったり。
 「ここ3年くらい、この場所で、本州にいる、夏緑樹林の昆虫(ご専門分野の)を見る。
 苗木由来だと思います。」
 
それから、苗木にかかわること、いろいろ思い出しました。
 
・そういえば、ここで10年くらい前?植樹イベントがあったように聞くけど
 その時のだろうかと思ったり。
 
・以前ふく森の講座休憩時間で、落葉樹の苗木は針葉樹より高い、
 生物多様性に敏感な人は嫌がるだろうが
 あまり由来は気にされない、と、林業に詳しい方が
 話しているのを漏れ聞いたこと。
 
・ふくおかグリーンヘルパーの会が
 九大糸島キャンパスでの、どんぐりの森をつくろうのイベントのため
 地元のどんぐりを拾って、苗の育成の事業を行っていたこと。
 
・人工林の中に、落葉広葉樹を植えたほうが、防災にいいのではないか
 というお話をしてくださった被災された林家さんに、樹種をうかがったところ
 間髪入れず「ケヤキ」と返ってきたこと。
 他の林業関係の方々も、うなづいていたけど、なんで、ケヤキなのか、
 尋ねおおせなかったこと。
 
と、網振りにもどった昆虫屋さんを見送りながら思ったことでした。
写真は萌芽したネジキ。強いものです。
  
 
【しばりん】