ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

植物

アカマツ林とアマゾン

今日の森会活動に、体験参加の方がみえた。
ホームページで森会を知り運営会を「うん・えー会」
(「うん」「えー」と意見を出し合う)と名前をつけた
センスに心ひかれた。
それから、何よりアカマツ林を見たことがないので
見たかった、とのこと。
ありがとうございます。

こういう体験参加者は、はじめてなので
午後のアカマツ林での作業後、
森会活動地でないけれど直径の大きな
アカマツ群落のある油山の一角にご案内。
歩きながら、本の話。
会員
「昨日 本屋さんで、アカマツ林でマツタケが
出るよう管理している本を買おうか立ち読み
してた。お金が足りなくて、銀行に行く時間がなく
そのまま帰っちゃったけど、面白かったですよ。」
体験参加者
「えっ、もしかして『マツタケ山づくりのすべて 』
って、全林協の本ですか?!先日、アマゾンから
案内が来ていて、ボチッとしようか迷ってるとこなんです。」
会員
「技術のこと、後継者のこと、いろいろ書いてて
面白そうだったから、次回町に行った時
買おうと思って。
本屋さんで買うのって好きなんですよね。」
なんとも世間は狭いものです。
ふく森の昨年度の連続講座にも御参加くださったとのこと。
ISBN978-4-88138-266-0
藤原儀兵衛 マツタケ山づくりのすべて 生産技術全公開」
全国林業改良普及協会 刊

体験参加者さんは帰ってポチッとしたでしょうか?
アマゾンさんはどうしてお好みのものがわかるのでしょう?
ちなみにこの方は、森林組合で作業をされはじめて3年目。
お仕事で行く山にアカマツ林はないとのこと。
地下足袋姿が板についてました。

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【しばりん】

森のリース

作業担当のSさんと相談。
「雨が降ったら何をします?」
「12月だからリースづくりでもするかね。」
「台になるツルや飾るものの調達をどうするか
 下見の時に相談しましょう。」
かなり前から当日は降水確率が低い予報。
めでたく雨天時の準備はしなくてすんだ。
 
だけど、、、雨が降りそうになっていたら
いったいどうしただろう、リースづくりは
可能だったかな、とトゲのように
ひっかかっていた。
 
こんな本を見つけました。
森づくりグループのリースづくりは
たいていフジのツルで台をつくり、
それにどんぐりや松ぼっくり等の乾燥した実、
ヤブコウジ等の赤い果実などを
つけていく。がっちりとしている。
 
横山さんのリースは、やや生け花に近く
乾燥していないものも使う。
使う大前提として
「リースのために私が一番時間を
かけているのは、材料集めです。
材料となる草木の花や実の姿、
枝や葉の様子を見ることや
どんな植物なのか知ることが、
そのあとつくるリースにつながります。」
(リースをつくりはじめる前に)
という営みがある。
 
リースの土台となる部分は木の枝、つる植物を
使っている。いろんなつる植物を貪欲に
楽しそうに試されたのだと思う。
 
この本に手が出たのは冒頭に述べたように
雨天時のプログラムが気になって、もあるが
表紙のリースの繊細かつ複雑な美しさが
「ジャネット・マーシュの水辺の絵日記」
の挿絵の数々を思い起こされたからでもある。
 

種子のデザイン

何年も前のお正月、小学生数人と近所の山に
ハイキングに行きました。
山道で細長い豆の中にはいっている綿毛を見て
みんなで首をかしげていました。
帰宅して福音館「たねのずかん」を開き「あった!」。
テイカカズラの種子でした。
4-8340-1036-8
このたび「ギャラリー」というおしゃれなところで
種子に関する展覧会があるのを知りました。
857_m
種子のデザイン‐旅するかたち‐ 展
Seed Design--Shapes for Traveling

139の種子が展示されます。
この展覧会は種子のように旅をします。
名古屋、東京、大阪と長い距離。
すでに名古屋は終了し現在は東京。

■東京展 INAXギャラリー1
会期:2011年12月1日(木)~2012年2月25日(土)
休館日:日祝日、年末年始

■大阪展 INAXギャラリー大阪
会期:2012年3月10日(土)~5月24日(木)
休館日:毎週水曜日臨時休館あり

どこかで行けたらいいなあ、、どうしても行けなかったら
展覧会と同名の書籍を購入する手もあります。

INAXギャラリー企画委員会さんは各企画展を
書籍にされているようです。

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【しばりん】

学生さんとアカマツ林で

今日は森を育てる会活動日。
アカマツ林で落ち葉かきと幼木調査。
R0010975
九州大学芸術工学部の朝廣先生が学生さんを
お連れになりました。
先生が担当されている環境保全論の中で
学生さんは
・大橋駅前の花壇手入れ
・こうのす里山くらぶの活動。
・森を育てる会の活動
いずれかに参加しレポート提出
とのこと。
こんな活動があることを知ってもらうことがまず大切と
考えて朝廣先生は体験を講義にとりいれたそうです。
そのココロはこちら。

11人の学生さんを2班に分け
調査班、作業班として午前午後
異なる活動をしてもらうことにしました。
もちろん森を育てる会がバッチリサポートします。
 R0010969
幼木調査は小区画2m×2mの
中のアカマツの数をカウントするもの。
実は6月に予定していて、雨天順延を重ね
やっと今日今年の調査が実現しました。
ふたり一組みでの調査なので11名の学生さん
参加はほんとうにありがたいことでした。
 
調査をはじめるときに
・アカマツ林の次世代が育っていることを
 調べる調査であること。
・昔は薪や坑木に利用されたアカマツは
 利用されることで持続できているパイオニア
 植物であること
など簡単にお話します。
R0010972
ハッとしたのは
「アカマツは今は何に使われているのですか?」
という質問。
マツタケをとるため、陶磁器を焼く時燃料として
利用しているところがあること、森を育てる会は
希少な群落を残すために活動していること、
林床の草本も以前のものがみられるようになって
いることなど説明しました。
 
10ある区画のうち、2区画は個々のアカマツに札をつけ
個体識別をしてその高さの変化を調べます。
結構 根気のいる作業で4年生のHさんに励まされつつ
無事完了となりました。
  
学生さんの応援で作業も調査もすすんだ、と
会員のみんなは大喜びでした。
ありがとうね。
 

秋の足音

気温は、相変わらず三十度を越す日々  
だけど、
  そこ此処に 気配ありてや ネコジャラシ   となりました。
DSCN1627
一斉に頭をもたげて来たエノコログサの花は、こんなに可憐!!
<デジカメ>なる代物が現れたお陰で、細かいところまで簡単に見える
ようになりました。 
 それにしても、ひと昔前の植物図鑑は、全て手書き。写生の緻密さには、
かないません。
 こんなことに感動している世代は、写真上でしか残らなくなることを、
心配している世代でもあります。

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