ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2006年05月

このきなんのき

林の縁を梅雨前に白く彩るイボタノキ。
花のふちが少し反っていてちょっとおしゃれです。

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木も名前がわかるといっそう親しみを感じるのは人と同じ。
保全ボランティアは木を切りますが
「切ったら接(つ)げん」のだからなおのこと知りたい。
でも名前ってどうしたらわかるのかな、、とおもっていたとき
出合ったホームページ:樹木鑑定サイト「このきなんのき」
大切な師匠のひとつとなりました。

幹事として名乗りをあげてくださる方があり
先日開かれたオフ会では
「このきなんのき?」と初対面のメンバー同士で
言い交わしました。

【森を育てる会 しばりん】

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雨の活動日

かぶ森の廃材処理 小雨の中 集まったメンバー、午前は、雨脚がひどかったので小枝を使った小鳥のクラフト、午後はフィルドに出て、倒木と廃材の片付け、倒木は、幼虫のエサ用に確保、廃材は十数年前に設置していた植樹の支柱で防腐材が注入してあるのでいまだかって健在であり、堆肥床の囲い用に確保でした。
【森を育てる会 鎌田 隆】
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6/10はアカマツ林で。

森を育てる会の体験&説明会6/10はアカマツ林の作業を予定
していると聞きました。
この小道はどんな森につづくのかな?
お申込みは末尾を。主催は「油山自然観察の森」です。

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「油山『森を育てる会』ボランティア体験&説明会」のご案内

福岡市の郊外、油山の中腹で身近な森林を育てる作業に
参加しませんか。さまざまな生きものの暮らせる豊かな森
づくりをめざし、油山自然観察の森のボランティアグループ
「森を育てる会」の仲間たちと広葉樹の間伐作業や下草刈り
などを体験します。森づくり作業を通じて、自然を感じ、み
んなで語らい、一緒に楽しみましょう!!

【日 時】  2006年6月10日(土) 10:00~15:00
【場 所】  油山自然観察の森(南区:油山市民の森内)
【参加費】  100円
【定 員】  小学生以上20名
      (小中学生は保護者同伴・応募多数の場合は抽選)
【申込方法】 往復ハガキで
      「氏名・年齢・住所・電話番号・行事実施日」を記入し、
       油山自然観察の森へ。6月4日(土)必着。
【申込先、お問い合わせ】
  福岡市油山自然観察の森 担当:掛下
  〒811-1355 福岡市南区大字桧原855-1
  電話 092(871)2112   (月曜休館)
 
 森を育てる会今年度活動予定表 
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【森を育てる会 しばりん】

カツオ節 森を育む

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5月22日の朝日新聞の夕刊に「カツオ節 森を育む」という記事を見つけました。
「カツオ節の生産量日本一の鹿児島県枕崎市や隣の指宿市山川町では、地元の薩摩半島のカシやシイなどの薪がカツオ節の乾燥と燻製に使われている。枕崎市内の山林3175ヘクタールのうち約55%が広葉樹などの自然林で、05年には推計で9万2600トンの薪が供給された。木を切ることで森の再生が進み、地域の産業と森が結びついて更新されるシステムが今も息づいている。つまりカツオ節が広葉樹の森を育んでいる。」というものです。

「人が管理・利用することで守られていた里山」と過去形で語ることが多い今の里山ですが、この記事から、現役バリバリで利用されている広葉樹の森があることを知りました。
広葉樹の伐採を森の再生につなげた記事の切り口に、森への関心の高さを感じるとともに、実際の現場ではどういった森の更新や作業がなされているのか興味がわいてくる内容でした。

【森を育てる会 もりじゅん】

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安全な作業に向けて

どうもー。
今日はこうのす里山くらぶの運営ミーティングでした。
会報の発送作業を含めて2時間半ほどのミーティングでしたが、そのうち1時間ほどは「技術習得制度」もからめた「安全な作業のあり方」についての議論でした。
今日だけではなく、この2ヶ月間ほどミーティングや作業日の度にこの件が話し合われます。おそらくこれからもそうでしょう。
この点だけで、「技術習得制度」の講習は意味があったと思っています。

ただ気になる点も。
講習に直接参加した人は、講師の刺激的な指導や体系的にまとめられたマニュアルに直接触れて帰ってきます。「心酔して」帰ってくると言ってもいいくらい。
しかし、保全活動は講習に参加した人だけでやるわけではないので、参加していない他のメンバーに、学んだことを伝え技術を共有していく必要があります。
この二次的な伝達の段階で、誤解や衝突が起こってます。

こうのすには造園業や森林ボランティア経験者が比較的多くいます。それまでの自分達のやり方や経験に多かれ少なかれ誇りを持っています。当然です。
講習に参加していない経験者は、参加してきた人が頭ごなしに指摘すると、フラストレーションを感じたり、それまでの自分を否定されているように感じたりするんですな。

もちろん、自分流のやり方や思い込みが危険がなのは事実です。それは放任できませんし、事故の無い作業のためにも、今回のマニュアルをはじめ安全な作業技術の習得が必須です。
しかし、そのような技術を「うまく伝えるための工夫」も同時に考えられてよいと思います。森づくりグループでは、人材にも時間にも限りがあるわけですから。

例えば、講習の際に最後2時間ほどかけて「自分の団体に導入する際の課題と対策」というテーマで話し合ってはどうでしょう?


と、ここまでエラソウなことを言ってきましたが、志賀は今回の講習には参加していません。ハハ、台無し。
その上で敢えて言うと、参加者の話しやコピーしていただいたマニュアルから「条件付きで素晴らしいマニュアル。まずは一通りやってみよう。」と考えています。
ちなみに「条件」というのは、「針葉樹の植林」で「その作業を行うという前提に立てば」ということ。こうのすのような広葉樹の高木を間伐しているグループでは、その手前の「この木は俺たちは伐っちゃなんねえ」という判断能力を早急に身に付けるべきと感じています。

しばらくは、皆でわーわー言いながら作業をしていきます。


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【こうのす里山くらぶ:しがそうし】
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