昨年の黒木町開催（四季菜館）に引き続き、
九州森づくり交流会2007が熊本県水俣（愛林館）で開催されました。

今回はフィールド視察が大変充実！
さまざまな森の姿を沢畑館長と林業家池松氏に案内していただきました。
もちろん夜の交流会も美味しい焼酎と美味しいバーベキューを堪能♪

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【山村塾　こもりこうた】

活動日に外部の参加者を受け入れる。

今回の受け入れの特徴は法人を通じて
参加する人が多いこと。
いわゆる企業の社会的責任：CSRの
一環としてボランティア活動に参加することが
勧められているようだ。

法人を通じての受け入れ打診があると
個人としてはちょっぴりフクザツ。
こっそり書いてしまうと、、
・参加する人は休みの日に社業でくるんだったら気の毒だな。
・企業にとって帳面消しだったらちょっと抵抗あるな。
・労働環境、雇用環境が厳しくなっていてつらい思いを
　している友人のことを思うと胸が痛い。
　雇用の安定、よい職場環境こそが最大の企業の
　社会的貢献ではなかろうか。エトセトラ。

しかしボランティア団体の一員としては
わざわざ山を登って暑い中体験してくれ
よいイメージや思い出を心のどこかにとめてくれ
いつか何かの形で花ひらいてくれたら幸い、というのもある。

昨日おむかえしたみなさんはとても積極的に
作業を楽しんでくださり、お迎えするほうも
とても楽しかった。
考えてみるといくつもプログラムが有る中
最もハードそうな草刈りを選んでくれた方たち。
お気持ちに感謝。
ウォームアップもクールダウンもしたけれど
今日はボールペンをもつ手はふるえなかったかな。
職場で思い出話が咲いていたらいいな。

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【森を育てる会　しばりん】

夏は滝をみているだけで涼しくなる。
二丈岳の中腹、明神の滝。


梅雨が明け、暑さがおしよせてくるこの季節、
昨年最もヒヤリドキッとしたある日を思い出す。

その日。
朝　起きた瞬間セミの声、暑さが押し寄せてきた。
１日クーラーの効いた中ですごしたいな、という
気持ちがよぎる。
しかしその日は野外を中心に３件の約束を押し込み
ドタキャンが全く不可能（と思い込んでいた）日。

朝、私と同じくらい暑さに弱いお父さんと待ち合わせ。
次週の準備を森でする。
あまりの暑さに森までのアスファルトの道が
陽炎で揺れる。
すぐさま、飲み物をとりベンチにひっくりかえり休憩。
こうもしておられん、と立ち上がった
お父さんの寝ていたベンチには汗で人型のシルエット。

作業を終えてクーラーの効いた部屋へ行って休憩。
あまり食欲がなく飲み物を取り昼寝。
しかしこうもしておられん。
午後の約束開始前に杭をうっておくことになっていたので
お父さんが休んでいるのを見てそのまま野外へ。

1時間くらいして「ああよく寝た、すっきりした」とお父さん登場。
そのまま2件の用事をすませ、おつかれさまと別れる。

怖さがじわじわ押し寄せてきたのはそれから。
今日ってふたりとも軽い熱中症に
なりかかっていたんだなあ。

まずかったこと。
お父さんの様子をろくろく見ないまま一人寝かせて
出かけたこと。
幸い昼寝で元気になったけど
同じ建物にいた人に、側を通るとき様子を見てね、と
一声かけておけばよかったな。
タイトなスケジュールにしてしまったこと。

「なりかけ」くらいで済んだわけ。
午前は時間の半分くらい休憩だったこと。
朝からスポーツドリンク系ドリンクをとりつづけて
いたこと。

明日の活動日も梅雨明けで暑さに体が慣れていないところ
猛暑日になるらしい。
健康観察をする安全担当もいるし。ゆるゆるのろのろ
1日をすごしたい。

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【森を育てる会　しばりん】

先月の写真整理していて草原で撮影した
カキランの花を思い出す。

草原は屋根を葺く茅場や牛馬の食料として
長らく利用されてきたが、だんだん少なくなっている。
それは利用、維持というシステムが少しずつ失われている
森林やそれをめぐる周囲の課題のひとつの象徴かもしれない。

ある日の会話。
ニホンの森林の課題っていろいろあるよね。
たとえばシンポジウム+分科会という形で
考えるとき　どんな形がありうるか、と四方山話。

たとえば

消費（都市）　　　生産（中山間地/林業）
国土保全　　　　 地域集落の存続（生活/文化）

というマトリックスを考える。
以前はこの四角がバランスがよい時代も
あったが、現在はバランスのよい消費が
されていないため、消費が国外に依存した
四角になっているよね。
この4つの切口から考えることもできるんじゃない？

しかし非常に大きなわけ方でもうすこし
具体的なキーワードから
かんがえたほうがいいんじゃない？
消費・・・　新生産システム、産直
政策・・・　森林環境税
トカ。

新生産システムというのは貿易とかかわり
ある意味産直と違う地平にあるもののように
思う。
森林環境税というのは、三位一体の改革、地方行財政
といった問題、冨の配分といったこととかかわってきて
一度、これでシンリンがどうよくなるか、といったことはおいた
方向からの議論が必要とおもうけどどう？
ふるさと納税というのは配分としてはあなたまかせで
どうかいなと思うよね。また額が少ないのに話題だけ先行してる
感じがする。

飲みもせずに森林曼荼羅図をあれこれ描く
夜はふけていく。

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【森を育てる会　しばりん】

林野庁長官特別講演会が8月3日開催される
ご案内をいただきました。
会場は地下鉄貝塚駅から徒歩5分ほどです。
　　　　　　
日時：　平成19年8月3日（金）
　　　　午後1時30分から3時30分
演題：　今後の森林・林野行政について
講師：　辻健治氏
会場：　九州大学農学部4号館110講義室
　　　（福岡市東区箱崎6丁目10番1号　）

入場無料

主催：　九州大学大学院農学研究院
詳細は以下PDFファイルをごらんください。
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/agr_06/03topics/topics2007_01/topics07_01_06.pdf


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