ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2007年08月

かぶりもののココロ

博多の季節を彩る神社行事のひとつ、 放生夜 が近い。
放生夜というと以前安全管理の師匠に叱られたことを
思い出す。

「福岡って放生夜とか歴史的なイベントに不思議な露店が
 あったりしておもしろいよね。」
「人ごみ苦手で放生夜も山笠も行ったことないです。」
「・・イカン!!
 NPO活動リーダー研修で最終日ピエロになる、というのがあったが
 そういうココロがなくてどうする!!!」

どういうココロなんですか?と聞きたかったが
時は東京に異動する師匠の送別会二次会別れ際だった。

なんとな~くわかるが、なんでピエロの研修なんだろうと
言語化されず腑に落ちなかった。
いつものぞく「おとうさんのヤキイモタイム」
かぶりものについてのページ で言語化されていた。

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「言葉が通じるにはパイプが必要。
 まず、信頼のパイプが相手とつながって、
 そこにメッセージが通っていくんだよ。
 ポイントは、その信頼のパイプは、
 『相手から伸びてくる』ということなんだよ。」

レモンさんはかぶりもので汗だくで、一生懸命話してくれました。

 「そして『相手から伸びてくる』のは、
 相手の心を理解しようと一生懸命になってることが、
 相手に伝わったときなんだよ」。

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運営するハンズオン埼玉さんは何かといえばかぶりもの、
駄菓子、ゆるキャラを愛用する地域づくりのNPO。
いったいなぜこういうものを使うんだろうと思っていたが
師匠の「ピエロ研修」も含めココロがやっとわかった、
ような気がする。自分ができるか別として。

「レモンさんのPTA爆談」
読んでみようかな。

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【森を育てる会 しばりん】

「間伐材の木工:動物の顔 ウサギ」

間伐を利用して、何かできないか。保全活動の一環で雨の日の木工教室。
素材を活かし、だれでも簡単に作れて、かつ、実用的なものなどいろいろなリクエストがありますがこれは、形そのものがすべてではなく、絵本や絵を見るように状態を空想してみてください。
顔には、目、鼻、口、耳などパーツがいろいろあり、場所や形を変えるだけでまったく違う「顔」になる。
うさぎたちの声が聞こえませんか?「ん~ いいにおいがするね」って

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【森を育てる会 鎌田 隆】

コロコロボックス

昨日はS先生を講師として来春開催の
第13回森林と市民を結ぶ全国の集い(08/3/8-3/9)
のプレ勉強会。
九州の人工林の現況と課題を話していただく。
話の中心は「市民は何ができるか、するべきか」
でこれが演題でもある。

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提示されたのは
1.市民が森林を楽しみ、興味を持つ
2.ボランティアとして実際の施業へかかわる
3.賢明な消費者として持続可能な森林に寄与する
4.納税者として森林計画への参画、チェック
5.市民による森林管理
で懇切に説明していただく。

自分も人工林でないが1の切口からこの活動に
かかわりはじめた。
市民ボランティアとして作業する年月を重ねるうち
現在の森林の多くを形成してきた源である3,4の分野に
関心をもつようになったのはつい最近。
新しい窓を次々と開いていただくようなお話。

3に関連し生産者側のいろんな取組が紹介される。
土佐派という地域でできた材を使う建築士グループの取組。
土佐漆喰、土佐和紙もセットで使うことが信条。
よっていろんな建築士さんのつくった建物でも
統一感があるというお話。

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コロコロボックスという森林組合の作成したマルチユースな
木の枠。
このボックスができるには他のセクターがかかわったようだ。
質疑・意見交換の中でも木材が消費者に渡るまでの流れの中
各所でのコーディネーターの重要性が話題となる。
また隣県で森林ボランティアコーディネーターとして活動
されている方の発言もあり森林についていろんな面で
「つなぐ」ということがキーワードとして感じられる。

4について
「森林計画制度ってとても大切なのに今まで
 なんも知らんかったね」
という声があちこちから聞こえる。
同じく、である。走って帰宅しネットで検索する

こういった話を多くの人とわかちあいたい。
それぞれが関心のある切口から森林について知り
次世代に伝える社会についてともに考えたい。
それをとっつきやすく具体的に構成することの大切さを
感じる。

最後に同じように森林と市民をつなごうとするイベント
「川、そして海につながる森林づくり~人工林施業を考える~」
の紹介がある。

コロコロボックスをカートに載せてひいて来て
皆に見せてくださったS先生。
ご尽力に厚く感謝申し上げます。

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【しばりん】

里山コンサート

 県内12市町村で開催予定という「里山コンサート」。
K町の廃校になった小学校体育館で催されたコンサートに
出かけた。私は,この体育館で聞く音色が気に入っている。
 体育館は木造で,窓外に森・林・棚田が迫って,優しく
音を包み込み、それぞれの楽器が持つ音色・特色そのまゝに
柔らかく耳に届けてくれる。
 程よい広さ,演奏者に程よい近さ、これもなにより。

 超一級の設備を備えたコンサートホールでの、超一流の
演奏を聴く、それとはまた違った味わいは、生演奏を聞く
機会などなかった青春時代、篤志家がグランドで催す
LPレコードコンサートに出かけるのが唯一の贅沢な楽しみ
であった経験につながっているのかもしれない。
 樹々を吹き抜ける風,草の匂い、降り注ぐ月光の中で
耳を傾ける。どんな舞台装置もかなわない。

 当日は,地元中学生46人大編成ブラスバンドの演奏と
img20070827.jpg

5人の金管楽器奏者によるコンサートだったが,したたる汗で
毛先が尖ってくる程の猛暑の中,汗を拭きふきの演奏。
こちらも扇子で手拍子、足拍子、と楽しいひとときを戴いた。
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【こうのす里山くらぶ: ゆるり】

森づくり・里山保全活動のための「リーダー養成講座」

以下のとおり、リーダー養成講座を開催します。
森づくりや里山整備などのボランティア活動や農林業体験活動において、
作業リーダーや現場管理を担う方に、お勧めの内容となっております。
ご紹介の程、よろしくお願いします。

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◆◇◆ 森づくり・里山保全活動のための ◆◇◆
      「リーダー養成講座」

仲間と一緒に楽しく活動するには?
グループで安全な作業を行うには?
もし事故が起きたとき、どうすればいいの?
森づくりや里山保全活動の大切さを伝えるには?

森づくりや里山保全活動を、安全に楽しく行うには、
活動を支えるリーダーの存在が欠かせません。
経験豊富な講師を招き、緑いっぱいの山村に滞在しながら、
リーダーについて楽しく学びます。

◆日程:2007/9/22(土)~23(日)
◆場所:笠原東交流センター「えがおの森」
    (福岡県八女郡黒木町大字笠原9836-1)
◆参加費:一般7,000円、学生・会員5,000円
 (施設利用料、食事4回、保険代、資料代、運営費含む)
◆対象:森づくりや里山保全活動のリーダーに興味がある方
 (定員15名)
◆内容
 森づくりや里山保全活動のリーダーに必要な知識や心構え
 を二日間の合宿形式で学びます。
◆主催:山村塾
◆協力:JCVN(環境保全ボランティアネットワーク)、
    ふくおか森づくりネットワーク


申し込みなど詳しくはHP(http://www.h3.dion.ne.jp/~sannsonn/)、
または、以下の追記をご覧ください。

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