ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2007年10月

カエデの紅葉

気温はやや高いが、暦と紅葉は着実にすすんでいる。
先日英彦山で拾ったコミネカエデも紅い。

img20071031.jpg


カエデの季節がくるたびに種類を覚えようと思い
ちょっと覚えてまた忘れてしまう。
カエデ科って、ものすごくたくさんあるから、と書こうと
思ったがそんなにはない。

岡山理科大学 波田先生のカエデ科のページ。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/aceraceae/aceraceae.htm
美しく植物への愛に満ちている。

明日から11月。

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【森を育てる会 しばりん】

「どんぐり日和」

 10月第三日曜は例年、「どんぐり日和」と称して,鴻ノ巣
山の恵み・マテバシイのドングリを拾い、製粉して食する日
です。
今年のドングリは虫食い少なく,色・つや・肥え具合よく、
収穫も申し分ありませんでした。
 これまで,ドングリ粉を使っての試みを様々にやってきま
した。コンニャク、パウンドケーキ、クッキー、蒸しパン、
団子汁、などなどです。風に冷たさが加わる時期でもあり、
最近は温かい味噌仕立ての「どんぐり鍋」が定着して来てい
ます。
 ことしは「うどんを作っていれる」がテーマの鍋でした。
img20071030.jpg

 秋晴れの空のもと、S 氏の指導で,各自一斉に一人分を
水加減に苦労しながら、揉みもみ捏ねこね懸命です。
夫々、弾力性に違いがでて、様々の食感に出来上がったよう
です。『食』はやはり『生きる』根本だと改めて思い知る
時間でした。
img20071030_1.jpg

 鍋で満足した後は今後の行事に使える様、集めたどんぐり
の皮むき・製粉作業が待っています。
img20071030_2.jpg

 食料自給率が,これほど低くても平気な、怖い国・日本。
日々捨てられる食料食材の総量はその年の輸入量に匹敵する
と聞きます。一転して,ドングリ粉を奪い合う日なぞ決して
来ないと、誰が断言できるでしょう?!

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【こうのす里山くらぶ: ゆるり】

90年借りる

球磨村での見学会、シイタケのほだ場を見学。
森林組合長さんが説明してくださる。
img20071026.jpg


近くにある国有林を90年契約で借り、クヌギを植え
あっという間に20年ほどたった。
1/4ほど昨年伐採した。順次伐採し、シイタケのほだ木として
利用する。伐採後のクヌギは萌芽するのでそれも後年
ホダ木にするだろう。

お話を聞きながらいろいろ考えた。

90年ものを借りるというのは個人ではなかなかない。
森林が成立したり活用するのは人の人生より長い
期間であるのを改めて感じた。

直径が大きいとホダ木として使っても
シイタケが出にくい。20年生それくらいの太さが
人も運びやすい大きさでもある。
そういう意味で人が管理しやすい林齢や
管理手法は当然ある。
クヌギも含め人工林管理は昔からの
人の努力が結集したもの。

生き物の多い森づくりをめざし、モニタリングをしながら
管理するというのは当然ある。
が生き物の多い森づくりそれ自体を目的とした
管理は難しいとつくづく感じる。
農的管理手法を用いつつ、生き物が
同時についてくるというのが
ボランティアの生き物の多い森作りには
やりやすいかもと思ったりする。

この近くのどこかにあるホダ木が木であった場所、
1/4くらいが伐採されたクヌギ林の春はどんな風景だろう。
スミレの咲く明るい森。いやいやいもしかして元は杉林で
単調な林床なのだろうか、と思いをめぐらせる。

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【森を育てる会 しばりん】

はじめてのマダニ?!

香春岳を見に行った日、草地で腰をおろして一休み。
ふと見るとズボンにテントウムシサイズの昆虫が。
カメムシではない。
img20071025.jpg

首からデジカメをさげていたのであとで詳しい人に
教えてもらおうと足を引き寄せて写真を撮る。

撮りながら頭の中で警報が小さく鳴り出す。
何かの本で見たなあ。
野外の安全の本で?
警報がだんだん大きくなる。
足が8本。
昆虫ではないんだよね。
とすると
「マダニ?!」

立ち上がったとたん、マダニはズボンから滑り落ちた。
かまれたら大変。
全身をはたく。

帰宅後リュックやシートを外に干して衣類を洗濯機に放り込む。
いつもこんなに早く片付けない。
マダ二効果。

ホームページ「虫(マダニ類)による予期せぬ感染症」はこちら
http://www.dermatol.or.jp/QandA/infection/contents.html

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【森を育てる会 しばりん】

「環境学習インストラクター養成講座」受講者募集中

佐賀大学の公開講座で「環境学習インストラクター養成講座-初級編」の
受講者を募集しています。
短期間で様々な環境学習プログラムの体験ができるおいしい企画です。
定員わずか20名。ご興味ご関心ある方はお早めにお申し込みください。

(以下、転送大歓迎)
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佐賀大学公開講座
 「環境学習インストラクター養成講座-初級編」 受講者募集中
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●講座の概要:
 本講座は、県内のNPO等との連携によって、平成15・16年度実施
の地域貢献推進事業、及び17~19年度実施の地域創成学生参画型
教育プログラムにおける「森-川-海を結ぶ環境教育のネットワーク
構築事業」をベースに、森林や有明海の干潟の保全に繋がる環境学
習の指導者の養成を目指すものです。平成19年度は、森林環境学習・
干潟環境学習などの指導補助が可能な資格を授与します(来年度は
応用編開講予定)。

●開講期間:平成19年11月3日(土)~11月18日(日) 毎週、土日開講
【11月 3日(土)~4日(日) プロジェクトワイルド・エデュケーター養成講座】
 *プロジェクト・ワイルドとは、アメリカ合衆国で開発された幼稚園児から
  高校生までを対象にした野生生物と自然を考える環境教育プログラムです。
 *2日間の受講をもってプロジェクトワイルド・エデュケーターの資格授与。
 *講師:前田秀敏(プロジェクトワイルド・ファシリケーター)
 *テキスト代:4,000円

【11月11日(日) ガンカモ・ティーチャーズガイド講習会】
 *ガンカモティーチャーズガイドとは、日本野鳥の会が発行した、ガンやカ
  モなどの身近な水鳥を楽しく学ぶプログラム集です。講習会のでは、プロ
  グラムを活用していただくために、プログラム体験を中心に、ガンカモ類
  の基礎知識や野外観察の方法についての講義、プログラムの組み立て
  方なども解説します。
    (リンクはフレームの「ガンカモティーチャーズガイド」をクリック)
 *講師:
  鈴木弘之(日本野鳥の会・福島市小鳥の森チーフレンジャー)
  川島賢治(  同     ・姫路市自然観察の森チーフレンジャー)
  掛下尚一郎(  同    ・福岡市油山自然観察の森レンジャー)
 *テキスト代:1,000円
  
【11月17日(土)~18日(日) 森の案内人養成講座】
  *財団法人スマイル・アース主催の「森の大楽」との共催による講座です。
  *講師:中山康夫(野あそびのプロ集団「ろぜっとわーくす」代表)
       吉村剛(財.スマイルアース森林インストラクター)
  *1泊2日の日程で実施(宿泊費・食事代で2,000円)
 
※<プロジェクトワイルド、ガンカモテーチャーズガイド講習会、
 森の案内人養成講座>を通しで受講することが望ましいが、
 いずれか一つでも可能。

●定員:20名(先着順)

●受講料:無料(資格講座テキスト代・保険代等は別途徴収)

●主催:佐賀大学(地域貢献推進室・農学部生物環境科学科)
  *本公開講座は、佐賀大学の学習コンテンツ流通促進事業・有明海
    総合研究プロジェクト(コア3)・佐賀大学地域創成学生参画型教育
    プログラムとの連携による関連イベントへの参加を含む講座です。

●問い合せ先:五十嵐勉(佐賀大学地域貢献推進室・電話0952-28-8732)

●申し込み先:佐賀大学総務係
  電話0952-28-8113 soumux3@mail.admin.saga-u.ac.jp

詳細チラシ(*PDFファイルが開きます)
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