ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2007年11月

オギの秋

河原のオギがふわふわと白い。
img20071127.jpg

ただ見とれる。
秋ももう終わり。

ブログランキングへ! ← クリックで応援よろしくおねがいします。

【森を育てる会 しばりん】

福岡の人・水・歴史

干拓地を歩くと、土地利用のため尽力してきた
古来の人の跡をそこかしこに見る。

img20071125.jpg

川の今の姿からでも、
たとえば柳川は有史以来も長く
見渡す限り湿地のつづく土地だったのだろうと
思う。
img20071125_1.jpg

今、堤防に守られ、水道水をいただく町の暮らしは
すでにある、ゆるぎないものとして受け止めてしまいがち。
けれど古来の人と水、土地とのかかわりを知ることが
これからを考えることにつながる。

と、前置きが長くなりましたが福岡の人と水、土地の
これまでとこれからを考えるシンポジウムが開催されます。

第4回「雨から川へ、水のつどい」
日本書紀に書かれた水と人とのかかわり
            featuaring 韓人池&裂田の溝

主催 「福岡県土木部河川課」、NPO法人「南畑ダムを貯水する会」

○基調講演   「日本書紀に書かれた空間の意味」(60分)
         桑子敏雄
 (東京工業大学大学院 社会理工学研究科 教授)

○特別報告(1)  「考古学からみた人と水
 -水が飲む水だけではなくなったとき-」(30分)
片岡宏二 (小郡市教育委員会技師 文学博士(考古学))

○特別報告(2)  「ため池と韓人の文化」(30分)
         岡田真美子
(兵庫県立大学環境人間学部 環境宗教学 教授)
   
○ディスカッション;テーマ「流域の空間について【治水と環境は一体】」
(75分)
         コーディネーター:島谷幸宏
 (九州大学大学院 工学研究員 教授)
           特別ゲスト:田中正日子(元第一経済大学 教授)  

1  日時
   平成19年12月15日(土曜日) 13時 から 17時30分 まで
2  場所
   九州大学国際研究交流プラザ   
   福岡県福岡市早良区西新2丁目16番   
3  交通アクセス
   (1)JR博多駅、西鉄天神駅から地下鉄で西新駅下車 
      西新駅から徒歩10分
    (2)JR博多駅から
      タクシーで約25分
4  参加費
   一般参加費 無料 (交流会のみ ¥3,000/人) 
5  応募方法、詳細について
   福岡県のホームページからどうぞ。
   http://www.pref.fukuoka.lg.jp/wbase.nsf/6c9a71a4173c52654925708800166775/dc723f6f28cfef0f4925739a001bf29a?OpenDocument

 ブログランキングへ! ← クリックで応援よろしくおねがいします。

【森を育てる会 しばりん】 続きを読む

森林づくりと木材生産

九州の山の多くは人工林。
img20071123.jpg

これを植えたとき、植えた人は孫、ひ孫が
間伐収入で上の学校に行くとき費用をまかない
伐採収入で家をたてるだろう、と思ったのだろう。

木材価格はさがる今は伐採期を迎えて「使い時」。
どうやったら使ってみんなハッピーになるのだろう。
といった課題に果敢にチャレンジするNPOのイベントが
12月最初の土日開催される。

---------------------------------------------

「新・木造の家」設計コンペ プレゼンテーション・講演会

主催 特定非営利活動法人 森林(もり)をつくろう
http://www.mori-tukurou.com/

講演会
日時:平成19年12月1日(土)13:00開場 13:30開演 17:00全プログラム終了

場所:佐賀大学理工学部6号館1階 都市工学科大講義室

講師
・鈴木 祥之氏
(京都大学防災研究所教授・「新・木造の家」設計コンペ審査委員長)
演題「伝統構法木造建物の耐震性を検証する」

・蔵治光一郎氏
(東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林愛知演習林講師)
演題「森林(もり)づくりと木材生産 これまでとこれから」

プレゼンテーション
日時:平成19年12月2日(日)13:00開会
場所 佐賀城本丸歴史資料館 定員200名

問合せ先はPDFチラシ参照
http://www.mori-tukurou.com/purezen%20kouenkai.pdf
関連ウェブ
http://www.imarimokuzai.co.jp/moritukurou/index.html

ブログランキングへ! ← クリックで応援よろしくおねがいします。

【森を育てる会 しばりん】 続きを読む

シカと人が共に生きる

英彦山を訪れるようになってシカが森の植物を食べている跡が
将来の森林の姿を危うくするほどになっているのを知った。

img20071122.jpg

シカによる森林の被害に関心をもつようになって
読んだのが
「世界遺産をシカが喰う」http://www.bun-ichi.co.jp/books/1190.html
シカと人の歴史から今を読み解き本当にわかりやすい。
この書物はシンポジウムをまとめたものだが
そのシンポジウムを企画したおひとりが熊本で講演される
お知らせをいただいた。
この夏、熊本県内で調査もされたと聞く。
----------------------------------------------

第13回熊本自然保護講演会
 「シカ被害から熊本の森林を守るために」
~森林再生を野生動物との共生などから多角的に考える~

講師 森林再生支援センターhttp://www.crrn.net/index.htm
    高田研一氏

主催:熊本県自然保護関係団体協議会、熊本県

日時: 平成20年1月14日(月・祝)
    午後2時から4時(120分)

会場:熊本市民会館大会議室 定員250名
    (熊本市桜町1-3)

対象:熊本自然保護関係団体協議会構成団体会員。また、自然
   保護問題に関心がある方は、どなたでもご参加いただけます。

参加費:無料

申込方法等:
住所氏名を明記の上、下記問合せ先にFaxで、お申込み下さい。

申込み・問合せ先:
「第13回くまもと自然保護講演会」ちらしをご参照ください。
http://www.pref.kumamoto.jp/asp/news.asp?page_flag=top&i_news_no=11914
  
申し込み期日:平成19年12月31日まで
---------------------------------------------

ブログランキングへ! ← クリックで応援よろしくおねがいします。

【森を育てる会 しばりん】

晩秋の川辺

筑後川の川べりで車をとめて一休み。
水辺から陸地・堤防のふもとまで
つながりながらゆるやかに変化する
風景の美しさにみとれる。
img20071120.jpg


思わず堤からおりて
波打ちぎわから
ムツゴロウか顔を出す干潟
茶色く枯れたカヤツリグサの仲間
黄色く色づくアイアシ
白い穂のヨシ
と続くなかを歩く。

ヨシとアイアシが交互にある中を覗き込むと
カヤネズミの巣だろうか。かわいい。
img20071120_1.jpg


堤の後ろは干拓地らしい田んぼ。
きっとこの堤も以前は人力で作られた
土の堤防だったのだろう。
今もまた多自然川づくりの時代。

最初の写真、川の真ん中にみえるのは明治期に
デ・レーケというオランダ人が指導してつくった
導流堤のマーク。
ひとつの風景の中に人と自然がつくった歴史が積み重なっている。

ブログランキングへ! ← クリックで応援よろしくおねがいします。

【森を育てる会 しばりん】
続きを読む
最新コメント
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
ふくもり とは?

ふくおか森づくりネ...

ふくもりメモ
fukumori

★2019ふくもり企画★
『災害と向き合う森林と市民のこれから』
第13回森林と市民を結ぶ全国の集いin福岡から10年企画

報告書ができました!

fukumori2017F


★2016 森の講座★
『森と親しむ』

報告書ができました!

ダウンロードはこちら↓(6MB)
fukumori2016



★facebookもよろしくおねがいします!
記事検索
  • ライブドアブログ