ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2008年01月

シカを狩る食べる

樹皮をシカがはいだあとが痛々しい。
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鹿が話題となるとき
狩って食べればいいのに~という話しが出る。

子どものころ、シシ狩りに行ったから、とイノシシを
玄関先でいただいているのを見て、
「今日はシシ鍋!!」と喜んだ記憶はあるが
シカを食べた記憶はない。
九州では今 シカは誰が狩って誰が食べているのだろう?

そういえば、シカ狩りをしてる人として思い浮かぶのは
北海道にエゾジカ狩りに行く同居人の知人か
「華麗なる一族」のキムタクくらいである。

と思いつつスーパーを歩いていたら友人がレジに並んでいる。
開業獣医で患者さんの多くが猟犬である。
レジを商品が通っていくのを二人で横目で見つつ
1分の早口会話。

「久しぶり!!ところでシカってみんな食べないのかな」
「シカいる?!うちの冷凍庫にあるよ」
「ありがとう!!だけど最近シカはかなり食べたからいいよ。
 山に行ってシカが樹木の皮はぎしたのみたけど狩らないのかなと思って」
「いやいや農林業被害は深刻なんて゜県は奨励しているよ 
 最近この辺でも田んぼまで出てきてるありさまだし。
 ただうちのお客さんの様子みていると
 シカ狩りにわざわざ行くというよりイノシシ狩りに行ってばったり
 シカに会ったから撃ったというかんじかな。
 シカ肉は炊くと固くなるので、ロースはとっておくけど
 『モモは犬食べり』って。
 まあイノシシ肉のほうが人気があるよ」
手を振って、食品を詰め始めた友人に別れを告げ
買い物をはじめる。

調理法は大切なんだな。
たしかソトコトで二コルさんが
シカ肉料理会で固いシカ料理は残って、ご自分がつくったハンバーグは
よくはけた、と書いていたのを思い出す。

スーパーを出て友人の病院の近くに差し掛かると
20メートル先まで大音量の声が聞こえる。
到着した患者の犬と飼い主さんに話しかけている。
木曜日の午後、週末の猟をひかえ、診察が立て込み始める
直前にさっきは夕食の買い物に来ていた友人のほうに
ほっそりした猟犬が歩いていった。
猟期。動物病院は大忙し。

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【森を育てる会 しばりん】

”進歩”の積み重ね

 楽を求め、便利を求め、スピードを求め、富を求め、
長寿を求め、満腹を求め、あれこれと求めに求めて手にした
今の地球。これまでに手にしたものは、いっさい手放さずに
さらなる何かを追い求めながら、シー・オー・ツーのみで
”環境”を論じている怖さ。
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 美しい空に、美しい?飛行雲。

 足元には、くたびれた自転車。夢と現実の落差はこんなもの
ではないけれど・・・・・。
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”偽”が渦巻く中で”進歩”って何なんだろう??? と  
思う方が変なのでしょうか?

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やっと,撮れました

 今冬は木の実が豊富で、珍しく彼と彼女のジョウビタキが
ついばみにやってきた。交互に。
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今回は、これも珍しい事に彼女の方が人なつこく、慌てて
逃げる事はない。
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最近になって、LLLサイズの鳥たちに餌場を乗っ取られ
苦戦している。
食料不足になって彼ばかりが間隙を縫ってせっせと姿を
見せる。
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日にいく粒のピラカンサを食べていれば、この強烈な
冬木枯らしに逆らって目にも留まらぬ早さで飛翔する
エネルギーを獲得できるのだろう。

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究極の目的

小川の堰でコサギが獲物を待っている。
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新年の雑誌や新聞にはエコの字をよく見た。
ビジネスにエコは欠かせない、エコはビジネスになる
といった内容と感じた。
こんなに一大ムードが高まっていいのだろうか、と
と思っていたところ週末の報道
再生紙の古紙配合率の偽装は「ガチョーン」
という感じだった。

消費者としてそうとうのんきなのだが、
昨年秋の間伐紙のシンポジウムをきっかけに
グリーン購入法、紙の古紙配合率、間伐材配合率
に関心をもつようになった。
お金のない団体の事務局員として紙を購入するとき
まず金額、だったのでが同時に出自を確認するようになった。
紙は多くの市民にとって敷居の低い環境貢献への入り口だけに
「信頼を裏切られた」と思った方も多かったのではなかろうか。
モノを買って自然や社会に貢献する、というグリーン購入法の
メッセージへの背信といわれても仕方がないかもしれない。

廃品回収で古紙が高くなっているのを目の当たりにし
アジア諸国の資源購入が高まっているのを新聞で
目に付くようになっていただけに 偽装報道を
「やっぱり」と思う人も多かったかもしれない。

だけど、なんで「古紙が 確保できないので古紙率100%は
ムリです」と生産者が発せられなかったのだろう。
グリーン購入法ではコピー用紙は古紙配合率100%
という基準になっているからなのだろうか。

原油が高騰する中、コスト削減に奔走する中、週明け
紙の回収に頭を下げて回るであろう製紙会社営業現場の方に
心が寄り添ってしまう。

先週のNHK「街角情報」 で紹介されたブルーキ゛ルを活用したバーガー
作って大学生協で試販した福井大学の先生の話を思い出す。
番組の切口は「ご当地バーガー」だったが
「究極の目的はこんなバーガーを作らなくていい社会になること」といった
コメントをされていた。

生協で販売するという規模は「仕組み」というより「メッセージ」。
再生紙はメッセージから仕組みに生長していただけに
この仕組みをどう「再生」し過ちから何を学ぶのか、と
柄にもなくマジメに考えてしまった。

ライラック先生のブログでリユースが循環なのか、その他この問題に
触れられている

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【森を育てる会 しばりん】

「森づくり安全技術・技能習得制度」 ランク3・手道具編の審査会

数年前より取り組んできました森づくり技術習得制度について
いよいよ正式な審査会を実施することになりましたので、
この場を借りてご紹介します。
制度への参加、お問合せも歓迎です。

森づくり安全技術・技能全国推進協議会 理事
山村塾 小森耕太

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以下お知らせです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 『森林ボランティアのための森づくり安全技術・技能習得制度』
 ランク3・手道具編の審査会(福岡)   のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
森林への期待、関心が高まる中、
森林ボランティアに参加する方が年々増えてきました。
これから参加する新たな方々を、きちんと受け止め、受け入れるためにも、
また、現在活動している私たちが楽しく継続していくためにも、安全な技術、
正しい技術を身につけ、学ぶ仕組みが必要です。
そういった背景から、全国の森林ボランティア団体や関連団体などが連携し、
『森林ボランティアのための森づくり安全技術・技能習得制度』が作られました。

今回、福岡で初めての審査会を開催することになりましたので、ご案内します。
ご参加はもちろん、制度へのご質問も大歓迎です!

◆と き  2008年2月9日(土)9:30(9:00受付)~10日(日)16:00
◆ところ  農林業体験交流施設「四季菜館」
◆内 容  ランク3・手道具編の審査会(学科、伐木実技、ナタ研ぎ)
       合格に向けた講習・練習会
 ※合否の通知は後日となります。
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