ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2008年11月

みどりのゆび

イギリスではフットパスという農村の細い小道の
徒歩通行が広く開かれそれが長い歴史をもつと
朝廣先生からよく聞く。
フットパスとは日本語で言うならさしづめ「里道」か。
http://d.hatena.ne.jp/asahiro/

先日同居人が東京出張からもちかえった新聞に
都下でフットパスのツアーが開催されるという
案内をみた。
見直そうと思ったが廃品回収にだしてしまった様子。
そのツアーにかかわっているという団体のステキなお名前
「みどりのゆび」という記憶を頼りに検索してみた。
ありました。
さっそくに日経の記事も紹介されている。
http://www.midorinoyubi-footpath.jp/

新聞におすすめの里道という特集ページを見たことがあるが
必ず所有者や周囲の住民に失礼にならないようにと
注がある。里道の外部のひとの利用の歴史はこれからで
マナーが定着していないためと思われる。

農村体験のあるのは昭和36年生まれくらいまでか。
その後の体験のない世代に里地里山の大切さを
伝えるのに保全作業はなかなかハードルが高い。
歩くことはより敷居が低いのだけれど散策の
楽しい道はすぐ思いつかない。

歩くことを大切にしている活動は多い。
「歩かんね太宰府」 もそのひとつ。
http://dwalk.exblog.jp/
ここ数年の経験を積み重ねる中で
歩くことの市民権得ておられるのだと思う。

ブログランキングへ! ← クリックで応援よろしくおねがいします。

【森を育てる会 しばりん】 続きを読む

「森林(もり)をつくろう」

ふくおか森づくりネットワークの連続講座
「森の守り人に会いに行く」も残すところ
12/5(金)「森を見る人/森の働き、私たちの暮らしとの結びつき」
を残すところとなりました。
どうそ゛みなさまお申込の上お越しを。↓
http://fukumori.blog.drecom.jp/daily/200809/21

ところで講師蔵治先生は翌12/6(土)佐賀のNPO法人
「森林(もり)をつくろう」さんのイベントでも講師をされます。
img20081121.jpg

理事長佐藤和歌子さんは大学建築学科のカリキュラムに
日本の伝統構法設計が含まれていないことを残念に思い、
設計する機会と最優秀者には実際に施工する機会を
提供すべくこの「新・木造の家」設計コンペを企画されました。
同時にそしてその家を建ててみるお施主さんを募集しています。
山と建築と市民をつなげる、教育活動でも経済活動でもある
モデル事業。すごいと思います。
一昨年度の報告書も拝見しましたがその志、パワーに
圧倒されます。
お近くでしたら是非。
12/5福岡(ふく森連続講座)
→「森林(もり)をつくろう」12/6神崎市(パネルディスカッション)
→ 同           12/7佐賀市(プレゼンテーション)
という3日間を過ごされませんか。

チラシ、ホームページなどから内容をタイプします。
------------------------------------------------

2008「新・木造の家」設計コンペ

初日:パネルディスカッション

日時:12月6日(土)開場13:00 開会13:30 閉会予定16:40 
場所:神埼市中央公民館大ホール(佐賀県神埼市神埼町鶴3388番地5)  
    http://www.mapion.co.jp/phonebook/M13007/41210/0952532325-001/
内容:「伝統構法と森林(もり)をつなぐ」

1部:「森林(もり)をつなぐ」
   ・蔵治光一郎(東京大学愛知演習林講師) 
   ・佐藤弘(西日本新聞社 編集委員)
   ・箕輪富男(佐賀県県土づくり本部森林整備課長)
   ・和田善行(林業家 TSウッドハウス協同組合)

2部「伝統構法を建てる」
   ・鈴木祥之(立命館大学教授)
   ・古川保(すまい塾 古川設計室)
   ・前川康(前川建築研究室)
   ・三島伸雄(佐賀大学理工学部准教授)


2日目:プレゼンテーション

日時:平成20年12月7日(日)
   開場13:00  開会13:30 17:00 閉会予定
場所:佐賀城本丸歴史資料館「一之間」http://sagajou.jp/shisetsu/index.html

内容:一次審査を通過した学生が、佐賀に来て、自分たちが作成した
    「木造の家」のプレゼンテーションを実施。全国でも著名な
    先生方による審査で、優秀賞を決定。その中から、
    後日公募にて決定する施主が選分作品を佐賀県内に施工。
    「健康に快適に、そして安心して暮らせる家造りの提案」
    (施工の過程では、施主、学生に加え建築士の資格を持った
     専門家と協議をして頂き、修正を加えながら
     施工に向け進めていきます)

問い合わせ/(0952)59-2018
---------------------

NPO法人「森林(もり)をつくろう」http://www.mori-tukurou.com/
イベントチラシ(会場地図付) http://www.mori-tukurou.com/compe/tirasi.pdf

ブログランキングへ! ← クリックで応援よろしくおねがいします。

【森を育てる会 しばりん】 続きを読む

「派手な樹」

油山にはいろんな樹が植えられている。
展望台の近くに一抱えありそうなアメリカフウの並木がある。
紅葉は、在来のモミジ類より少し早い。
樹もデカイが葉っぱもデカイ。
道に降り積もった葉っぱは、イロハモミジのような風情はなく。
ただただ大きなモミジも葉っぱが厚さ5cmもあろうか。降り積もっていると言った印象を受ける「派手な紅葉」でした。

ブログランキングへ!ポチリと一票 応援お願いします。 

img20081116.jpg


【森を育てる会 鎌田 隆】

「穴」

工作に使おうとクヌギの実を10個ぐらい拾って帰っていた。
二週間ほどたったある日、「何! これ虫!」の叫び声。
リビングの床の上に幼虫がウニョ、ウニョ
栗の実を食べる幼虫(ゾウムシ?)に似ているなと思いつつ。
周りには餌になる実は無いし???
クヌギの実の事をすっかり忘れていた。
クヌギの実を見ると1mmぐらいの穴が開いていた。ここから出てきたんだ。
充分に餌を食べてから越冬するために地面にもぐるらしい。
土にもぐろうと床の上を移動していたところだったと推測する。
もう1個、穴の開いた実を発見した。
幼虫は見当たらない。
踏んづけてなければいいが・・・・・

ブログランキングへ!ポチリと一票 応援お願いします。 

クヌギの実

img20081116.jpg


コナラの実

img20081116_1.jpg


エゴノキの実(硬い実なのによく 穴があけられるもんだ。ウシヅラヒゲナガゾウムシかな?)

img20081116_2.jpg


【森を育てる会 鎌田 隆】

「城山」

油山のアカマツ林が貴重なことは周知の事実。
「昔は、うちの裏山にも大きなアカマツがあった。」などとアカマツ林がごく普通にあった話は良く聞く。
仕事で25年前ぐらいの筑豊地方のある場所の調査資料を見る機会がありました。
そこは山城の跡で昭和初期までは、アカマツ林でたいそう眺めも良かったらしいのですが25年前の調査時の写真を見るとアカマツの大木が写っているが松くい虫による衰弱と植物遷移の過程で萌芽林の中にアカマツが辛うじて立っているといった感じの写真でした。そのアカマツも今は切り株の跡となり、アカマツがあったことを伝えてくれます。この場所は、集落に近く眺めが良かったため、娯楽の少なかった時代には、レクレーションの場所で行楽シーズンには、茶店も出て多くの人々で賑わった場所だったそうです。その後、人々は遠ざかり、城山の大半は藪になってしまいました。
今は、昔の賑わいを知る地元のボランティアの方々が管理をされているそうです。
現場に行くとかなり、大きな木も伐採されており、人数は少ないようですが作業の早さを感じます。

ブログランキングへ!ポチリと一票 応援お願いします。 

【森を育てる会 鎌田 隆】

最新コメント
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
ふくもり とは?

ふくおか森づくりネ...

ふくもりメモ
fukumori

★2019ふくもり企画★
『災害と向き合う森林と市民のこれから』
第13回森林と市民を結ぶ全国の集いin福岡から10年企画

報告書ができました!

fukumori2017F


★2016 森の講座★
『森と親しむ』

報告書ができました!

ダウンロードはこちら↓(6MB)
fukumori2016



★facebookもよろしくおねがいします!
記事検索
  • ライブドアブログ