ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2009年08月

筑後川

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7月初旬、本屋の店頭で
「日本の川 ちくごがわ」という本を発見。
レジの目の前の島で
お店の人に見守られながら
全部立ち読みしてしまった。

筑後川は河口から上流まで
ときどきそばを通ることがあるが
いったいそこが流れのどのあたりか
頭にさっぱり地図が浮かばない。
そんな人にこの地理と歴史を語る
鳥瞰図の絵本はお勧めです。
西日本新聞書評より
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/book/child/20090424/20090424_0001.shtml


次の日曜はNHK「新日本紀行ふたたび」で
筑後川の1980年と今の姿が映し出される。
川は材を流す道だったころの暮らしのおもかげを
みることができるだろうか。
http://www.nhk.or.jp/archives/kikou/

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【しばりん】 続きを読む

8月30日

img20090828.jpg
30日は森を育てる会の勉強会。
http://morikaikatudouyotei.blog101.fc2.com/
保全地のこれまでを見てこれからを考える。
会員だけでなくこの場所にかかわる
いろんな立場の人も集まる。
今が準備最後の確認をしている。

30日は選挙。
森づくり活動って森を通じてこれまでを見て
私達や次世代によりよいこれからを考える
ということだと思っている

だけど改めて準備をしてこなかったと
ちょっと後悔とあせりを感じている。
「ワカモノの視点でマニフェストを読む会」
をした知人がいる。
http://www.aokiworks.net/diary090828.html

あと一日。
森やムラの立場でマニフェストを読み返して
みなければ。

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【しばりん】

鶏になってほしい卵

img20090826.jpg


最近見だしたひそかにマイブームのテレビ番組がある。
「あなたが主役 50ボイス」

カメラが町ゆく人に「お題」を投げて
聞きだした50の声を紹介する。
編集された映像に春風亭昇太小池栄子
プレゼンターという名の茶々入れ役を務めている。
ほっこりする「お題」が50の明るい声を引き出し
二人の明るいキャラが始めてはいったお店で
もりあげている常連さんの話を笑いをこらえて聞く
という雰囲気に見る者を誘ってくれる。
動物園と水族館の飼育係さん「マイブーム」を集めた
「飼育係ボイス」は爆笑だった。

木曜の11時ごろからNHK総合で放送と思っていたが
明日はない様子。
どうもこれは定席を求めてエントリー中の番組のようだ。
http://www.nhk.or.jp/tamago/program/20081130_doc.html
卵よ、はやく鶏になって地上に小屋を定めておくれ。
ビデオ録画もよくできないので日が変わらない時間に位置してほしい。
ERのようにとんでもない時間に越し続けられても困る。

とある方に
「進行はファシリテーターとして非常に経験を重ねています」
と書いていたらこの番組のことを思い出してしまった。

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【しばりん】 続きを読む

緑地保全団体の道具管理

img20090825_1.jpg
お盆前にはどちらさまも片づけものをされていた。

保全ボランティア団体は道具という物もちなので
年一度検査をしているところが多いようだ。
「検査」の内容は道具リストと実際にあるものの照合など。
写真は毎回の活動にも使う森会道具チェックリスト。

実施時期は年度末に会計監査と同時や
年度初めに初回作業開始前など聞くが
作業をガンガンするのはちょっと避けたい
盆前に実施する団体もある。

とある保全団体の知人から聞かれる。
「道具検査を実施したら数・種類が多いのを再認識した。
 頭を悩ませている道具管理担当者に管理のフローを
 提案したいのだけれどあなたの所属団体では
 どうしてる?」

そう、保全作業は多岐にわたるので道具の種類も数も
けっこうある。
活発に大規模に活動している団体ほど
道具管理はおおごと。

所属している「森を育てる会」は試行錯誤を重ねてこんなにしています。
通年管理者と活動日の管理者があるのがポイントと思います、
とお返事した。

1.通年の管理
 (1) 管理者 
   主) 会計I尾さん サブ) 道具に詳しい会員Sさん
 (2) 管理内容 
  会計が領収書で清算するに際し道具台帳→チェックリストを更新。
  サブは購入と道具への団体名記入など行う。
  年1回 活動日の中に半日道具チェックを組み込む。
  会員皆ですべて並べてリストと照合。
  今年の様子→ http://morikai.blog86.fc2.com/blog-category-11.html

2.活動日の管理
 (1)管理者
  道具係 
   比較的会員歴の浅い人が当日の全体担当者(森会では世話役)
   から依頼を受けて係となる。
 (2) 管理内容 
  道具係は
  ①活動開始時 道具チェックリストに持ち出す数を記入
  ②フィールド撤収時リストに基づき確認。
    昼休みもだいたい確認。
    足りなかったり、ネジの脱落に気がついたら横一列になって
    探す。
  ③観察センターに帰りついたら古い会員が中心となり
    道具の手入れをしてしまう。
    チェックリストは活動ファイルにとじる。
    破損があったら通年管理のサブに伝えて修理などする。
    
書くとちょっとめんどうそうだが
しつけられたので実際は苦にならない。
続いた理由はいろいろある。

1. 当初からの会員である道具を大切に扱う大工さんI橋さんが
  厳しく皆を躾けた。
  パカッと皆に言い続ける人がいることが最大のポイント。

2. 昼休みに数えるわずかな時間より、数えるのを怠り
  足りないことに後で気がついたときの「現状復帰」に
  かける時間のほうが比較にならないほど長いのを
  多くの人が身にしみる。

3. 試行錯誤してきて今の形になった。
  他所のいいところはパクッた。
  モノは領収書とともに会にはいってくるから、と主管理者を
  会計に分掌したのは事務局Hさん。
  こうのす里山くらぶさんの道具リストのカテゴリー分け「切」「打」
  は森会のリストにもパクらせていただいた。考案者A吉さんに感謝。

4. 道具購入開始のころ、イギリスのBTCVの緑地保全団体運営
  に関するテキストが2度邦訳されて多くの会員が保全団体の社会性
  のひとつとして道具管理についてのイメージをなんとなく共有した。
  道具がないのに気がついたら一列になって探すというのは
  このテキスト53ページ「紛失」から知った。

「環境保全ボランティアグループをつくるには」
1994 発行グリーンネットワーク21
原著 BTCV 監訳 重松敏則

img20090825.jpg


5年後出たこちらも道具の管理を含め
地域のボランティアグループ運営に必要なことを
わかりやすく示している。

「ローカルアクション
 ~環境保全ボランティアグループづくりのためのガイド~」
1999 発行 日本財団 ボランティア支援部
原著 BTCV 監訳 重松敏則

img20090825_2.jpg


残念ながら2冊とも新たな入手が容易ではない。
またこれらに匹敵する類書を寡聞にして知らない。
(森会のみなさん上のは会の蔵書にあります。
 各団体皆様貴会ロッカーのすみにあるかもしれませんよ!)
  

そろそろ再度このようなテキスト(イメージ)を書籍とか
ワークショップなどで
形つくる時期かもしれない。

先日の森を育てる会安全講習で講師として来ていただいた
福岡農林事務所さんのスライドで
「撤収する時は何も残さない」
というのがあったように思う。
いつもお世話になる道具を残すことなく
一日を終えるというのは林業人、保全ボランティア
両方に共通する心得だよね。
  
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【しばりん】

里山 映画になる

さいきん、またじわじわ~っと「里山」への注目度が
上がってきている気がします。
日本のSatoyamaを世界に紹介しよう!
という動きもあるらしいですしね。

そんな里山が、なんと映画になってしまいました。

その名も、
 映画『里山』
 http://satoyama.gyao.jp/

NHKスペシャルで放映された、
「映像詩 里山」シリーズ第3弾の「里山 いのち萌ゆる森」が
劇場用に追加編集されたものだそうです。

クヌギの老木”やまおやじ”さんが案内役となって
里山におこる四季のドラマを紹介していくんだそう。
予告を見ただけで、引き込まれてしまいましたよ。

里山ってなに?って方から
里山は生活の一部!という方まで、楽しめそうな内容です。
無性に里山に行きたくなってしまいそうです。

公開は8月22日(土)から。
福岡では中洲大洋で見られるそうなので、
大きなスクリーンで大迫力の里山を味わってみるのも
いいかもしれません~

img_0920.jpg

↑黒木町の棚田


【はらぺこ】

 
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