ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2010年01月

たべものや「らうらう」さん

1/24(日)はたべものや「らうらう」さんは本来休業日なのですが
「森とツナガル休日。」の趣旨にご賛同いただき
会場をお借りすること、飲み物やケーキをお願いしました。
そしてお昼も!
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らうらうさんとは「第13回森林と市民を結ぶ全国の集い」で
ご協力いただいて以来のご縁です。
(このときお願いしたお弁当もとても美味しかった!)

午前・午後のプログラムの中で
らうらうさんに自己紹介をいただきました。
食べること、暮らすことを大切に
福岡の都心部でお店を続けてこられたこと。
将来はよい老いを人と繋がりながら迎えたいと
語ってくださいました。
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参加者のおひとりがつぶやいていました。
「ろうの香りが残る中でこんな豊かなお昼を
 いただけるって、とても贅沢な休日。」

らうらうさん、長い一日本当にありがとうございました。

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【しばりん】

2/2木質バイオマス

薪ストーブもだけどペレットストーブというのも
あこがれのまと。
九州でも木質ペレットをつくる会社は設立されていますが
主に発電用の様子。
http://bizex.goo.ne.jp/release/detail/18424/

九重に住む知人がペレットストーブを使って
とてもいいのだけれどペレットの価格のかなりが
輸送費をしめる、とぼやいていました。
(農協さんがペレットを取り扱って配達してくれるとのこと)

家庭用ストーブ用のペレットの作り方ってどんなのかな
九州でつくれないのかな、どこかか工場見学に行きたいな、
と思っていたら2/2黒木町でのご案内を山村塾小森さんから
頂きました。

是非是非どなたか2/2の朝9時から
黒木町役場の駐車場にいらっしゃって
どこかのブログでアップして報告してください!!!

◆◇◆木質バイオマス講座◆◇◆
(2/2火 9時~11時 黒木町役場駐車場にて)

三重県で活躍している
「NPO法人 赤目の里山を育てる会」
伊井野代表らが
トラックに小型ペレタイザー(木質ペレットを作る機械)を積んで
黒木町にやってきます!
現在、全国行脚中だとか!?
http://akame-satoyama.org/
申込み不要!興味ある方は、現地に直接お越しください!
詳細は以下のとおり。

□とき 2/2(火)9時~11時くらい

□ところ 黒木町役場 南の駐車場
  (雨天時は 裏の車庫または第1会議室。)

□内容 
 ペレタイザー実演
 赤目の森での木質バイオマス活用事例
 などご紹介します。

□参加費 無料
(可能な方は、カンパをお願いします。)

□申込み 不要
(直接現地までお越しください。)

□お問い合わせ先:山村塾事務局 小森耕太
   TEL・FAX 0943-42-4300
   Email:sannsonnあf2.dion.ne.jp(あを@にかえて送信ください)
   http://www.h3.dion.ne.jp/~sannsonn/

※この事業は、農水省「田舎で働き隊!」によるグリーンボラツアー
として実施されます。

※以下、赤目の里山を考える会HPより
●あなたの街へ木質バイオマス講座の出前をします。
 NHKテレビ「ご近所の底力」にも出演した,赤目の森で稼働中の
「世界最小のペレタイザー」と共に,木質バイオマス講座を出前します。
 木の枝を破砕する「チッパーシュレッダー」,破砕した木質チップを
ペレット燃料に加工する「ペレタイザー」をトラックに載せて,実際に
動いている様子を皆さんにご覧頂けます。
 赤目の里山を育てる会では,一般廃棄物処理業の認可を受けて,
地域の街路樹の剪定枝を引き取り,これらの機械を用いてペレット
燃料を製造し,ストーブの燃料として利用しています。
 このような一連のお話を聞いて頂き,実際にペレタイザーを動かし
たり,新しい燃料に対する認識を持ってもらい,このような木質エネル
ギーの効率的な利用を促進して,化石燃料の利用を削減できる,
カーボンニュートラル社会を築いていきたいと考えています。●


+++++ここまで+++++
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【しばりん】

森へのリクルート ~I ターンで山に暮らして~

1/24の午後は【森のカフェ】その1
「森へのリクルート ~I ターンで山に暮らして~」。
講師 堂村亜紀子さん( 株式会社トライウッド )

林業に縁のない家庭に育ち、設計の勉強をした
堂村さんは森に関わる仕事がしたいとネットで見つけた
林業会社に就職。I ターンで大分県上津江に暮らして4年目です。
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都会で就職する道より
そんなにお給料は多くはなくても
自然の中に暮らすことを選びました。
それは遊びというと、いつも山や川に家族で行った
子供時代に根っこがあるのかもしれない、
と考えています。

上津江の山は、山を持つ各家族がほそぼそと守ってきました。
高度経済成長期以降、若い人が地域を出るようになってきました。
堂村さんの勤める会社 トライウッドは、今後山を守る人を育て
ノウハウも共有する場として設立されて20年になります。

新入社員は必ず農文協
「木の家に住むことを勉強する本」
を読むように言われます。
そう、日本の人工林は木の家になるために育てられて
来たからです。
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堂村さんの会社でのお仕事は森や木について伝える部門。
「緑の伝道師たれ」と言われているそうです。

Iターン(都市で学生時代を過ごし地元ではない地方に就職)
して元々知っていた人は周囲にはいません。
けれど会社の人たちからは
「働き方は短距離ランナーでなく長距離で、
ここにずっといるんだよ」と言われるそうです。
ご家族も地域の人とつながりを持って暮らす
今の堂村さんの様子に安心しています。

ひと息ついてお茶とシフォンケーキの時間に
参加者のみなさんは質問をポストイットを記入。
進行浅田さんが、皆さんの質問を整理して
堂村さんに投げかけながら後半は進みました。
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・Iターンの傾向について
・作って住みたい家について
・森への就職について
その他多岐にわたる質問があり
とてもわかりやすく答えていただきました。
みなさん引き込まれ、上津江の森を見に行きたいなあ
という声も聞かれたころ、時間となりました。
名残を惜しみつつ森のカフェ その1は閉店。

堂村さん、ご遠路ありがとうございました。
こんどは私たちが森にたずねて行きたいです。

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【しばりん】

櫨(はぜ)ろうそくを知るワークショップ

1/24(日)たべものや「らうらう」さんを会場に
「森とツナガル休日。」がスタートしました!

午前はプレイベント「櫨(はぜ)ろうそくを知るワークショップ」。
講師は矢野眞由美さん(松山櫨復活委員会)。
矢野さんから櫨ろうそくについてのお話しをいただきながら
櫨ろうそくをつくりました。
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福岡県の特産物である櫨蝋。
中でも昭和三十年代頃までの田主丸町では、
秋になると耳納山が櫨の紅葉で真っ赤に染まり
とても美しい景観を作り出していました。
ろうそくの原料は櫨から石油になり
櫨の木は切り倒され、今では
耳納山で櫨の木を見かけることは
ほとんどなくなってしまいました。

櫨ろうそくと人が再び寄り添う暮らし、
よい品種として大切にされてきた松山櫨の復活を目指し
矢野さんは活動されています。

テーブルにはろうをいれる器(耳納学園の生徒さん作成)と
それをのせる紙皿をセットしてまるでディナーの
始まりのようなテーブルが目の前。
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容器に画鋲をおき、これに灯芯草(とうしんそう/イグサのこと)の
髄(ずい)を巻いたものを立てます。
立てる前に芯にろうを吸収させます。
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乾くのを待つ。
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この後芯を短く切って画鋲に立て、ろうをちょっと注いで
画鋲を固定。
お話しの合間に少しずつ注いでいきます。
ろうは軽いので一気に注ぐと固定した芯が
浮いてきてしまうからだそうです。
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原料となる櫨の実
櫨の実からろうを絞った第一段階の生蝋など
はじめて見るものばかりにみんな興味津津。
話しに花が咲きます。
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合間に櫨でつくられたせっけん、基礎化粧品、ろうそくなども披露。
最初に灯され、ワークを見守ってきたろうそくが消える頃ワーク
終了。ろうそくをお土産にみなさん帰途に就かれました。
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櫨ろうそくや松山櫨復活委員会の活動に興味をもたれた方は
是非、ホームページ、ブログをご覧ください。

ブログ「松山櫨復活奮闘日記」  http://blog.goo.ne.jp/elster
公式サイト「松山櫨復活委員会」 http://www.mahaze.com/

このワークは沢山のお申込みをいただきました。
やむなくお断りした方もおられます。ごめんなさい。
またこのような機会ができれば、とも思っています。
矢野さん、ありがとうございました。

また、会場のたべものや「らうらう」さん、
大変お世話になりました。

ブログ 「らうらうのブログ」 http://ameblo.jp/raurau1985/
公式サイト たべものや「らうらう」  http://www.raurau.jp/

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【しばりん】

森づくり体験

この前「森づくりってどんな意味?」って
聞かれました。
img20100126.jpg

木を植えることを思い浮かべますよね。
でもいま、日本の森では
家をつくってきた杉やヒノキ林が、
暮らしや農業に薪炭や堆肥などとして使われてきた身近な林が
使われなくなって、いろんなよくない影響が出ています。

石油や外材を頼ることで人手がはいらなくなった森は
生き物が住みにくくなったり、また近くに住む人が
親しみにくい場所となっています。
だから今日本の森に必要なのはふるさとの森を
みんなで大いに使うこと!

でもそんなに遠くには行けないし、
子連れでは森に行きにくいし、と言う方は
人と自然が親しむ「油山自然観察の森」へ
まずは来てみませんか?

福岡市の施設油山自然観察の森で
森とつきあう森を育てる会は
天神まで30分の恵まれた場所で
たくさんの子供や大人が
森とすごす休日を重ねてきました。
たくさんの森ガールや森ボーイが
育っていきました。

来月、森を育てる会活動説明会では木を切る間伐作業
しいたけにコマをうつ作業などを通じて
森とゆったりすごす一日を体験していただきます。
主催は福岡市油山自然観察の森。
私たちは行事のお手伝いをしています。

長くなりましたけどご案内

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油山自然観察の森 ボランティアグループ森を育てる会
体験&入門
『油山で生き物豊かな森づくりを体験しよう』

日時 2010年2月13日(土)
    10:00~15:00  

場所 油山自然観察の森(南区:油山市民の森内)

参加費 ひとり100円

定員 小学生以上20名
    (小中学生は保護者同伴・応募多数の場合は抽選)

申込方法
    往復ハガキ、FAX、Eメールで
    「氏名・年齢・住所・電話番号・行事実施日
     (2/13ですよ~)」
    を記入し、油山自然観察の森へ。
    2月6日必着

申込先、お問い合わせ

油山自然観察の森 担当:山口(月曜休館)
〒811-1355
福岡市南区大字桧原855-1
電話 092(871)2112
FAX 092(801)8661
Eメール yamaguchi.rあwbsj.org (あを@にかえて送信ください)
 HP   http://www.wbsj.org/sanctuary/aburayama/ 

森を育てる会ホームページ
http://www.morikai.org/morikai.htm

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【しばりん】
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★2016 森の講座★
『森と親しむ』

報告書ができました!

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