ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2010年06月

森林セラピーとは? 講座のご案内 

IMGP0190 - コピー

先月、うきは市で森林セラピーをテーマにしたフォーラム「森林が結ぶ地域・人・ココロ」が開催された

初日の森林セラピー体験は、残念ながら参加できなかったが、翌日に、地元のお母さんたちの手によるセラピー弁当を美味しくいただくことができた。

IMGP0194 - コピー

フォーラムで事例紹介をされた、うきは市農林・観光課の吉弘拓生さん(写真左端)が7月3日に福岡市天神のアクロスで森林セラピーの講座をされるそうだ。

うきはの美しい棚田の景観や、ガイドの皆さんの熱心な取り組みなどのお話も聞けるかも。
詳細は以下の通り。
よろしければ、ぜひお申し込みのうえ、ご参加ください。

ブログランキングへクリックで応援よろしくおねがいします

【もりじゅん】

****************************

アクロス・文化であい塾「癒しの森を舞台に~森林セラピーとは~」
2010年07月03日(土) 14:00 ~ 15:30

森林浴から一歩進んだ今注目の「森林セラピー」。癒しのまち「森林セラピー基地」は全国で増え始め、福岡県内に3か所、九州・沖縄を合わせると9か所が誕生しています。
多様なセラピーがある中、「森林セラピーとは?」という素朴な疑問に答えます。癒しの森を舞台にした新しいまちづくり、森林セラピーが持つ魅力について、講師が林業現場を学ぶきっかけになったラジオDJ時代の話を交えながら楽しくご紹介します。
今回は参加者全員にうきは市特産の「杉」の葉を活用したアロマスプレーをプレゼント!
杉の香りがほのかに香る蒸留水をアロマオイルとブレンドしていますので、シュッとひと吹きで自然の香りに癒されます。お楽しみに!

会 場:アクロス福岡 (福岡市中央区天神1丁目1番1号)
        セミナー室2
講 師:吉弘拓生(うきは市農林・観光課)
内 容:今話題の「森林セラピー」について楽しく紹介します。
入場料・受講料:500円(要事前申込・先着70名)
お問い合わせ アクロス福岡文化観光情報ひろば TEL: 092-725-9100 
http://www.acros.or.jp/r_event/sponsor_detail.php?event_id=2657

*****************************

あす6/27(日)マイ箸づくり

糸島のトンカチ館さんで明日、
「間伐材で箸づくり教室」があります。
去年、福岡市植物園であったイベントで
体験させていただいたけれどとても楽しかった!
はしづくり

申込要。
おはやめにどうぞ!
以下ここのきさんのブログよりコピペ
-----------------------------
桧の間伐材を使ってお箸作りをします。
トンカチ館の大人気体験メニューの一つです。
専用の台とカンナを使って作ります。
大人もこどもも楽しめます。
ぜひご参加下さい。

開催日 平成22年6月27日(日)
場所  糸島市高祖747-1 ファームパーク トンカチ館
http://www17.ocn.ne.jp/~farmito/access.html
参加費 200円(材料費として)
[スケジュール]
9:30    集合
~10:00 森のはなし・木のはなし
~10:10 作業説明(講師による)
~12:00 木工体験(かんな削りのマイ箸づくり)
12:00  解散
※上履きをご持参下さい。
お申込・お問合せは野口 (090-2083-7054)

--------------------------------
関連ウェブ 福岡県
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/f17/ito-mori.html

ブログランキングへクリックで応援よろしくおねがいします

【しばりん】

焼畑の跡

どうもー!

西米良の資料館、なつかしいですね。
自分もビデオを見ました。
同村竹原地区、平成7年の土地利用図をどうぞ。

茶色が広葉樹林、青色が針葉樹人工林です。
図面の下半分、特に左側に茶色い広葉樹林の間にポツポツと小さな針葉樹人工林の林分が点在しています。
これが焼畑の跡。

以前はそばや大根を作って、茶畑にした後は、広葉樹の二次林に戻していたのですが、戦後はそこに植林をしていきました。だから、中に入ると高木はスギで低木にはチャノキがみっしりとか。

ちなみに、青色の針葉樹人工林が大きく広がるところは、一部、企業(製紙会社)の土地だったりもします。広葉樹を一気に伐採してチップ、パルプ化。その後、針葉樹の植林がなされたところです。


nishimera

セビ立てて 西米良の焼き畑

 

IMG_4201 s

宮崎県西米良村に出かけた。


西米良は、以前、当会が主催した講座で講師をしてくれた山師の田仲さんのホームグランド。久しぶりにお会いしたら、山師としてさらに実力がつき、惚れ惚れする益荒男ぶり。


さて、この田仲さんに「村の歴史民族資料館で焼き畑のビデオを観てから帰ってください」と勧められた。

 

西米良では昭和30年代後半まで焼き畑が行われていた。その様子を昭和59年に再現して映像として残したのが『西米良の焼き畑』。

 

足場の悪い山の斜面で木を伐る作業が始まる。大きな木は倒さず枝だけ落とす「木おろし」となる。木には「ツク」という棹1本で登る。8mほどの竹の柄が付いたトビのような形状で、刃の部分は、カギ型の自然木をかずらで巻き付けただけのもの。このツクを木の枝に引っかけて、上へ上へと登り、隣の木へはツクを渡して棹を伝い枝から枝。

DSC_0677 - コピーDSC_0675 - ツキ 小


木おろしでは、梢に少しだけ葉を残して(セビを立てて)、神が宿るよりしろとして残し、安全への願いと神への感謝の気持ちを示す。

作場(コバ)では、御神酒を捧げ、捕まえていた虫を四方に放してから火入れが行われる。

ヒエの種を撒き、実れば穂を一つずつ手で摘んでいく。


気の遠くなるような作業を重ね、火入れも木おろしも、命ぎりぎりの作業。その収穫としてのヒエを観たとき、たまらず深いため息が出た。

 

資料館でいただいた小冊子の巻末にあった言葉は
 「自然と真っ向から向き合い、ときには自然の猛威にうちひしがれつつも自然から逃げず、離れず、しかも自然への畏敬と感謝の気持ちを忘れなかった私たちの先祖の剛毅な生きざまと深い精神文化を教えてくれるものである」。

 

「剛毅」というと、猛々しい様を思い浮かべていたが、心のあり方なのだと感じた次第。

脆弱な精神しか持ち得なかった私には、ただ、憧れるしかない。


同じように憧れた方、ご一緒にこの映像をいかが?

版権は「民族文化映像研究所」にあるそうです。「西米良の焼き畑」はDVD等での販売はなく、上映用の貸し出しのみとか。貸し出し料は1.5万円ほど。


私たちが無くしたものと得たものを、この映像は教えてくれます。

ブログランキングへクリックで応援よろしくおねがいします


【もりじゅん】

十年ぶり


 田植え歌は聞こえてこないけれど、  水車-1 
昨日水が張られつつあった田に、今日は
美しく並び立つ早苗が、田を緑に彩って
います。 

 いま、農家が一番忙しいとき。

 ふと、思い立って、何年ぶりかで水車
を訪れました。
五年ごとに作り替えられると報じられた
ばかりの三連水車は、古いまゝの二連と
違って、水に濡れた木肌が陽射しに照り
映えて、その逞しさをいっそう際立たせ
ます。


水車-2水車-3  

 水流のみを動力として、
かほどの水量を、 高地の
平野に送り込んだ先人達の
知恵と技能。
 この先もずっと、本来の
目的の為に、伝え続けられ、
生き続けます様に。



    

 クリックして、応援して下さい!どうぞ !【ゆるり】


 
最新コメント
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
ふくもり とは?

ふくおか森づくりネ...

ふくもりメモ
fukumori

★2019ふくもり企画★
『災害と向き合う森林と市民のこれから』
第13回森林と市民を結ぶ全国の集いin福岡から10年企画

報告書ができました!

fukumori2017F


★2016 森の講座★
『森と親しむ』

報告書ができました!

ダウンロードはこちら↓(6MB)
fukumori2016



★facebookもよろしくおねがいします!
記事検索
  • ライブドアブログ