ロケットストーブ、楽しい!
本式のものでないけれど、持ち運びできて調理もしやすい一斗缶タイプ。材料は一斗缶、煙突(径100mmの真っ直ぐと各、径106mmのT字のやつ)、パーライト20リットル、レンガとか適当に。2〜3千円くらい。
おおむね「J」のかたちをした煙突の短い方を焚き口に、長い方をがっちり断熱して煙突にする。断熱されて高温になった煙突はすごい勢いでドラフト(通気)するから、焚き口から煙はのぼらない。高温の煙突内を通過するうちに燃焼が進み、煙突からの煙がとても少ない。
なるほどなあ。
暖炉や普通の薪ストーブは、焚き口から室内に熱をもらおうとするけれど、室内に煙まで入ってきたら困る。煙突で適度にドラフトするけれど、相応に熱も排出してしまう。ロケットストーブは発想を変えて、とにかく全力でドラフトしてしまえ。で、煙突側で熱を利用しようじゃないか、ということか。
ドラフトさせる原理は短くてもいいけどとにかく高温の煙突をつくること。煙突側の熱の利用方法は、小型のロケットストーブは「コンロ」で、本格的な設置型は「配管による暖房」とか。
で、うちの一斗缶ロケットストーブ。最初、焚き口で3、4本枯れ枝を燃やしたけれど、普通に煙も上がって焚き火状態。その後、火の着いた1本を煙突内に投入すると、一気に煙突側にドラフトし、ゴウゴウ燃えた。庭の枯れ枝など数mmから2、3cmの径の材がしっかり燃料になるのはいいなあ。もちろん、時間はそんなに持たないけれど、しっかり熱源として利用できる。
フライパンでウインナーとじゃがいもを焼いてビールを飲みました。
去年の2月に作った木の枝のテントを解体しつつ、庭の片付けが進みました。
【こうのす里山くらぶ:しが】