ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2012年01月

ロケットストーブつくったよ

どうもー!

ロケットストーブ、楽しい!
本式のものでないけれど、持ち運びできて調理もしやすい一斗缶タイプ。材料は一斗缶、煙突(径100mmの真っ直ぐと各、径106mmのT字のやつ)、パーライト20リットル、レンガとか適当に。2〜3千円くらい。

おおむね「J」のかたちをした煙突の短い方を焚き口に、長い方をがっちり断熱して煙突にする。断熱されて高温になった煙突はすごい勢いでドラフト(通気)するから、焚き口から煙はのぼらない。高温の煙突内を通過するうちに燃焼が進み、煙突からの煙がとても少ない。
rocket

なるほどなあ。
暖炉や普通の薪ストーブは、焚き口から室内に熱をもらおうとするけれど、室内に煙まで入ってきたら困る。煙突で適度にドラフトするけれど、相応に熱も排出してしまう。ロケットストーブは発想を変えて、とにかく全力でドラフトしてしまえ。で、煙突側で熱を利用しようじゃないか、ということか。
ドラフトさせる原理は短くてもいいけどとにかく高温の煙突をつくること。煙突側の熱の利用方法は、小型のロケットストーブは「コンロ」で、本格的な設置型は「配管による暖房」とか。

で、うちの一斗缶ロケットストーブ。最初、焚き口で3、4本枯れ枝を燃やしたけれど、普通に煙も上がって焚き火状態。その後、火の着いた1本を煙突内に投入すると、一気に煙突側にドラフトし、ゴウゴウ燃えた。庭の枯れ枝など数mmから2、3cmの径の材がしっかり燃料になるのはいいなあ。もちろん、時間はそんなに持たないけれど、しっかり熱源として利用できる。

フライパンでウインナーとじゃがいもを焼いてビールを飲みました。
去年の2月に作った木の枝のテントを解体しつつ、庭の片付けが進みました。

こうのす里山くらぶ:しが】


行ってきました「送粉者の保全に関する国際シンポ」の公開講座

九州大学から会にご案内が来ていて

おもしろそうだったから行くことにした

お昼前から定期演奏会(サンパレス)が終わってから
九大の100年講堂に向かい
つくと
3時の休憩タイムの時間のようで途中入場となった

イギリスの先生のお話で
イギリスにオーストラリア(?)から移住して来た時に3種類のマルハナバチも花粉の媒介者として
つれてきたが生息環境の悪化でそのうちの1種が絶滅したらしい、保全活動が進められる中
環境は整いしだい、同種を移入するらしい。(イギリスの在来種から見たら外国からつれてきた外来種?でもそれをなぜ、復活させようとしているのか、日本で言うと・・・)
日本はトキやコウノトリでそんな感じ

マルハナバチの保全を行うトラストに8000人の会員がいるらしい
昆虫1種でこれだけの人が力を合わせられる環境への意識の高さがすごいと思う。

日本のミツバチの現状として
農業サイドで把握されているのは養蜂家の数とそこで飼育される蜂の数だけらしい
零細な養蜂家がほとんどでここ十数年(?)で半減、これに伴い飼われている蜂も半分になっているということだっいた。
蜂が減った原因として、飼育が減ったことに加え、農薬、伝染ウイルスと蜂などの蜜や花粉を食料とする生き物の餌場が激減したとのこと
イギリスでは農家の協力を得て、シロツメクサやアザミなど野生の植物の大きな草原を確保・保全しているらしい
また、野生植物を庭に植える運動も行われており、種の配布や商業施設とかで無料配布されているらしい。
最後のあいさつで
研究者だけでではなく
国策と立てて、行政だけではなく、市民も参加して
蜂だけではなく、いきもの全体の生物多様性を保全する必要があります・・・で締めくくられた

送粉者

講演の中で英語で説明され、広報活動で子供たちに蜂の絵を書いてもらったが
蜂に見えない虫を書く子も・・・と冗談交じりでお話しされて、英語のわかる方々が「くすくす」笑っていたが
私は「ぽかーん」

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【森を育てる会 鎌田 隆】


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舞い降りる

120129_2335~01
ふく森の事務局の中では、企画書をめぐり
メールが断続的にとびかっている。
3年間のふく森連続講座の報告書をパラパラと見る。
いろんな方々が講師として、参加者として協力して
くださった。
<林業に従事する方が座学で語ってくださったこと>
・林業が産業として苦しい状況のこと、
・家族労働の林業で人件費をさげることでやっていること
・机につくのでない仕事を求めて林業と縁があり
 地元の人達と絆を結んでいること。林業+近所の草刈りなどで
 食べていけてるけど、結婚したら厳しいかな。。
・産直住宅をすることで家を建てる時の部材としてはっきり
 意識するようになったこと。
・合板の大きな工場に一定量の材を買ってもらうことで固定収入が
 見込めていること。
・林業という産業を続けることで、人が住み続ける地域が守られること。
・地域に面白い人が住むと相乗効果でそんな人が増える。
<林業の現場を見学し地元の方に説明を受ける中で感じたこと>
・木を伐る現場ってこんななんだ、初めて知る驚き
・幹線道路から深くはいる道の先にある作業地、木が倒れる音。
・補助金や環境税を受けていることもあり都会の人に
 説明することの大切さを強く感じ
 話してくださっている方々のお気もち。
 山の今を知ってほしいというお気もち。
・産業として成立することで父祖の地に人が住んでいること。
・19号台風の被害後、数年かけて植林したのと
 同じ広さを昭和25年ころ1年間で植樹した時代のこと。
・今、福岡の人工林の木は平均すると51歳くらい。
 伐採時期を迎えているのに、伐ってもその後に木を植える
 費用がでないので伐れない。
 (自分のホモサピエンスの知り合いに多い年齢。。。)
<山を応援するかたの座学でのお話で思い出すこと>
・地域の産業や雇用が守られることを応援したい。
・自分達の立場からちょっとずつはみ出して
 山を見て測る活動を続ける喜び。その仲間とつながる喜び。
 
この連続講座の元となった森林と市民を結ぶ
全国の集いの報告書もあけてみる。
第2分科会 森林と市民をつなぐ森林環境税
・代表的な使い道は放置林の間伐と広く知らせること
・参加型の議論にこだわった高知県、
・ハード事業に力点を置く山口県
  事業評価システムも検討中
・県内すべての荒廃森林の再生を目指す福岡県
・森の味方として
 市民は500円の行方を知ろう。
 NPOはどんどん活用しよう
 行政はアピールしよう
 森林環境税は垣根を払って手を結ぶ、
 またとない機会。参加と協働を進めよう。
 
今から、連続講座参加者のアンケートを
読み返してみようかな。
毎夜ふく森のみんなの頭に、ステキな企画が
すこしずつまいおりてくるように。
そして将来につながる、いろんな立場の方が
受け入れやすい事業ができますように。
 

パートナーシップで自然歩道を守る

ビーパル2月号の特集は
「これから流行る遊び、ギアを超先取り! 
 2012年アウトドア界は  大予測10」。
予測7が「ロングトレイルが日本に続々登場」。
ふ~む、と思っていたら
JCVN NPO法人日本環境保全ボランティアネットワーク
さんからチラシをいただきました。
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毎年この時期実施されている
里山・田園保全リーダーミーティング。
2012年は「パートナーシップで自然歩道を守る」
【日にち】2012年2月11日(土・祝)
13:30開会17:00  閉会
【会 場】九州大学箱崎キャンパス 21世紀交流プラザⅠ
基調講演は
「歩く旅、九州自然歩道の可能性」
 岡野 隆宏さん(鹿児島大学特任准教授)
事例紹介は
「ボランティアがつなぐ道」
 ・イギリスのフットパス
  朝廣和夫さん(九州大学准教授/JCVN理事)
 ・山村塾の癒しの小径づくり
  小森耕太さん(山村塾事務局長/JCVN理事)

伊能忠敬と津屋崎

明日1/29(日)津屋崎で、
「伊能忠敬の歩いた道をたどる」津屋崎ウオーク
が開催されます。
また「2012年が、江戸時代の測量家・伊能忠敬が
九州路宗像郡内を歩いて測量して2百年になることから、
当時67歳だった忠敬が歩いた跡を私たち2百年後の
世代が辿るウオーキング「伊能ウオーク」(仮称)を
9月3,4日前後に開催したいと、「海とまちなみの会」の
石津宏介副会長と実弟の松尾弘道さん(千葉県在住)ら
が企画準備を進められており」
ということで、1/29は9月の準備イベントでもあるようだ。

主催者「津屋崎千軒 海とまちなみの会」さんは
2010年には「伊能忠敬が見た勝浦、津屋崎、福間、古賀」
とい講演会を開催されています。

昨年、大分先哲資料館で開催された
伊能忠敬展を見に行って
以来、「忠敬萌え」。
伊能忠敬は地元の歴史を知るとても楽しい「素材」だと思う。
福岡市ではどのように歩いたのだろう。
周囲の風景はどんなだっただろう。
福岡市総合博物館さん、このような企画をされませんか?
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★2019ふくもり企画★
『災害と向き合う森林と市民のこれから』
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★2016 森の講座★
『森と親しむ』

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