ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2014年02月

林業の今

2/8に再放送のあった「あしたをつかめ」は
秋田の民間の
「人の山の木を切って出すしごと=素材生産業」
の今の一面を、あまり現場にうかがったことのない
自分にも、とてもわかりやすく伝えてくれました。
 
伐るのはチェーンソーで、それから先は
木を林内で集める
集めた材を一定の長さに切る
材を林外に持ち出す
それぞれの段階に対応した機械で
作業しているのがよくわかりました。
 
また、たくさんの材を早く出すことも
大切だけれど道を壊さないように機械を走らすこと、
壊れた道をなおしている場面なども描かれていました。
 
どうも新社屋らしい建物の中で
会社の方が製材所かららしい電話に
対応される様子も。

番組ご関係者、林業ニュースさん、ありがとうございます。 
 

【しばりん】

16日まで九国「ロシアが見たアイヌ文化」

九州国立博物館で開催されている
「ロシアが見たアイヌ文化」に行ってきました。
塗りではなく木地が表面に出ている
木の器やお盆、ハマニンニクの茎で編んだかごなど
独特の美しさがありました。
 
まったく知識がないので、
ミュージアムトークの日にあわせて行きました。
全般的な解説があるのかな、と漠然と思っていましたが
そうではなくて、担当の方が、ムックリという楽器を中心に
話しをしてくださいました。 
ムックリは、女の人が夕方、三々五々鳴らしている。
ひとりごとのようなかんじ。 
素材は北海道の竹、ネマガリタケが多く使われている。
しかし、幅の広い日本の竹も使われている。
それは交易で入手した日本のかごが壊れたものを
使っている。交易はアイヌの文化にとって重要。
また、東アジアには金属や地域の竹を使ったムックリと
同様の楽器が分布する。
といったお話をさまざまなムックリの演奏を交えながら
話されました。
 
自然について、地域固有性から語られることが
多いのだけれど、文化の移動や影響というのは
とても重要な要素ということを、とても楽しく考えた
時間でした。
たくさんの人が、静かに、ひきこまれるように聞いて
いました。
 
この展覧会に行ったのは、
・チラシがすてきだったこと
・友人から「ロシアの人は日本にとても関心があって
 よく知っているけれど、日本は、、」と聞いた直後に
 チラシを見直して、この展覧会がロシアのコレクションとして
 残ったのに気がついたこと。
です。
 
ヒコーキがちょっと苦手で出不精なのだけれど
北海道に行ってみたいと思うようになりました。
夕方、女の人がムックリを鳴らす風景をイメージし
アイヌ神謡集を思い出しました。
 
会期は16日まで。
ミュージアムトークはもうすべて終わりましたが
展示は変わらずすばらしいです。
休日のおでかけやデートにお勧めです。 

2/8(土)昼放送「あしたをつかめ」 林業作業士

NHKEテレ2月8日(土)昼12時からの「あしたをつかめ」では
秋田の林業作業士の若者が取り上げられる
そうです。
今週3日本放送分の再放送です。
今日の林業ニュースで知りました。
いつもありがとう。 

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【しばりん】

木工お土産

ふく森講で披露された木工お土産。
 あきえさんより、ベネズエラの
ベラという木でつくったぐいのみ状のもの。
RIMG1704
ブラジルとの国境沿いにしかない木。
芯材の黒を活かして模様のようになっています。
この他に2種類の容器とあわせ1,000円くらいだったそうです。
 RIMG1705
みんなは、材のきめが細かいね、など、
緻密な観察をしていました。
 
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【しばりん】

木工女子

この前のふく森講ではあきえさんも
木工品をみせてくれました。
 RIMG1706
もらった端材を、糸のこで形を作り
磨いたとのこと。
年輪がパームクーヘンみたいで美味しそうに
見えます。
 
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