ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2014年10月

田舎リテラシー

RIMG1523
写真は2013年山村塾 国際ワークのひとこま。
ふく森ミーティングで来年度のことを話す時間に、
『じゃ、それぞれ「今一番興味があること」というお題で
ひとことずつ』となり
『田舎リテラシーをあげることが大切』と語った人がいた。
 
きのうの十月二十九日の日経の夕刊プロムナードという欄で
大竹昭子さんが「人ひとりの重さ」と題し
これにかかわることに触れられていた。
 
おそるおそる最後のほうを要約させていただくと、、、
都市にも離島にもそこだけでは解決できない課題がある。
二者択一でなく、二極分解した世界を往復して
さまざまな価値観を縫い合わせていくことに
生のリアリティーを見出している。どちらが欠けても困るのだ、、、
といった内容を綴られていた。
 
ふく森の何人かは、まちの人を田舎に招くことを
自身の活動の中でしている。
それは、もちろん、一方方向の活動でなく、相互作用だけれど
個人の中ではもっと多方向の心の動きがあるのかもしれない。
また、訪れるまちの人は、どちらが欠けても困るから、行って戻る。

大竹さんのこの文は、最後だけでなく、そこに至るまで
具体的な話題が紹介されている。
機会があったら、ぜひ、お読みください。
  
 
【しばりん】

12.11「増えすぎたシカによる被害の軽減対策を考える」

掲題のセミナーが久住町で開催されるそうです。
主催 九州森林管理局ホームページ掲載チラシから
コピペして貼り付けます。
 001 - コピー
461kb ←チラシPDFファイルへ
---------------ここから-----  
1 趣旨
近年、九州においては、ニホンジカ(以下、「シカ」という。)
の生息域が1.5 倍以上と拡大し、生息密度も適正レベルの
約6倍となっています。
このため、農林業被害が深刻化するとともに、森林生態系や
生物多様性にも影響を及ぼしています。
このような中、昨年末には、環境省と農林水産省による
「抜本的な鳥獣捕獲強化対策」が策定され、また、今年は、
「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」が一部改正されるなど、
鳥獣被害対策の強化が図られたところです。
増えすぎたシカがもたらす危機的な状況の中、シカとの
共存に向けた被害軽減のための対策について、
専門家からの講演等によるセミナーを開催します。
 
2 主催:九州森林管理局 

3 後援:環境省九州地方環境事務所、大分県、
 (独)森林総合研究所九州支所
 
4 日時:平成26年12月11日(木) 13:00~16:30
 
5 場所:久住公民館大ホール
大分県竹田市久住町大字久住6154 番地
電話0974-76-0717
 
6 内容: 
第一部/講演
「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」の一部改正について
  横田寿男環境省九州地方環境事務所野生生物課長
林業とシカ管理:どう統一するか
  小泉透(独)森林総合研究所研究コーディネータ
シカが生態系・生物多様性に与える影響と対策
  南谷忠志宮崎植物研究会会長
 
第二部/パネルディスカッション
コーディネーター
  吉良今朝芳鹿児島大学元教授
パネリスト
  小泉透(独)森林総合研究所研究コーディネータ
  南谷忠志宮崎植物研究会会長
  深田俊武大分県農林水産部森との共生推進室副主幹
  佐藤祥三高森・竹田・高千穂地域鳥獣害防止
  広域対策協議会事務局長
  迫口親九州森林管理局計画保全部保全課長
 
7 参加対象:国・県・市町村、猟友会、関係機関、
農林業関係者、一般市民等
計200名程度
 
8 申込先: 参加を希望される方は、別紙様式により、
電子メール、FAXまたは郵送で、お名前、所属、
連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)を下記の
申込先までお知らせ下さい。12月4日(木)まで
にお願いします。
 
申込先/(株)九州自然環境研究所担当/中園・村口
〒869-1102 熊本県菊池郡菊陽町原水1159-5
TEL 096-232-7590 FAX 096-292-3056
E-mail kskenあsysken.or.jp (あを@にかえて)
--------------------ここまで------------ 
 
 
【しばりん】

森の講座ってどんなかんじ?

今年度の講座はあと2回。
11/10(月)「福岡のシカ-現状と課題-」
11/27(木) ゆりかごからはじまる生涯“木育”
~みんなを活かす木のおもちゃ~


「2時間の講座内容は2時間の講演なのでしょうか?」と
お問い合わせいただきましたので
過去の講座の写真とともに少しご紹介します。
 
ゲストから1時間弱、話題提供いただきます。
高槻先生
≪2010年 高槻成規さん「野生生物と共存できるか」≫
お話から感じたこと、聞きたいことを
参加者のみんなは、それぞれポストイットに書きます。
休憩時間に正面のホワイトボードに集めて
会場の頭や心の中を共有します。
 DSC_0516
≪2012年『若者の力をいかに引き出すか?』
塚本塚本竜也さんゲスト≫
 後半の約40分にその中からポイントとなるもの、
みんなが知りたいことなどをファシリテーターが
お話をされた方に投げかけて、話題を深めます。
 志賀さんと水谷さん・
≪2009年「カーボンオフセットって何だろう?」
語る水谷伸吉さんと、今年度と同じく進行の志賀壮史さん≫
また、会場には、当日のテーマにかかわる本
森林林業に関する本、近日開催のチラシなどを
スタッフの手持ちのなかから展示して
楽しんだり、関心をもっていただくスペースとしています。
 DSC_0259
 ≪「3.11大津波が教えてくれたこと 森からはじめる震災復興」
の休憩時間≫
たまたま、ゲスト、ファシリテーターともにネクタイや
スーツの写真を載せましたが、もっとリラックスした
スタイルのことが多いです~

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【しばりん】

シカと、食べられないオオキツネノカミソリ

シカも有毒のものは食べないようです。
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ブナを見に古処山を甘木方面からあがっていくと
オオキツネノカミソリが目立つ場所に
行きあいました。他には、手前にシキミの木
真ん中あたりにテンナンショウ属の仲間の葉が見えます。
これらは皆有毒とされる植物。
他の草や木の芽生えは見えません。
シカが食べられないものだけの森。
 
この場所より少し下のほうで、2008年の晩秋
シカを見かけたことを思い出します。
たぶんシカ初見で、びっくりしてすべって大捻挫したっけ。。
 
【しばりん】

火山のリテラシー

品切れになっている講談社ブルーバックス『Q&A 火山噴火』が
無料ダウンロードできるそうです。十一月末日まで。
「土壌がないところ、たとえば、噴火後、溶岩のあとに
 森林ができるまでの過程を一次遷移という」
というお話が講座などであったとき、「まあめったにないこと」と
聞いていましたが、そうでもない、ここは火山の国、と
思うこのごろです。
でも、火山について、ほとんど知らない。
ちょっとずつ読んでみます。
Q&Aなので、読みやすいかんじです。
 
地質の自然散歩、といった本を読むと、溶岩が流れてできた
地形という表現がよく出てきます。
また、宮島先生がお話の中で
「この前の氷期」という表現をされたことがありました。
長い地球の歩みを感じるときです。
  
 
【しばりん】
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