ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2016年03月

山菜日和


週のはじめに高千穂の林家の森を訪問しました。
よく間伐されたスギ林の下に、冬には枯れている沢沿いに、白い小さな花をつけたワサビが生えていました。一度栽培したら、あとは自然に増えていったとか。希少種を含めてそんな植物がたくさんある魔法の森です。
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九州山地の山々には山桜が彩りをそえていて、いよいよ春がやってきます。
初夏には花をつける植物も、今は食べごろ。
下の写真はヤブカンゾウ。クセのない美味しい山菜です。
春に食べすぎると、夏に花がみられない。
食い気と色気のバランスを取れと自然に諭されているようですね。 

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 (かわさき)
 

木々の開花

昨日の油山市民の森・自然観察の森では、
いろんな植物が開花していました。
ほころびはじめた桜。これは子ども広場そば。
 R0013052
第一駐車場そばの水車小屋脇のコブシR0013007
つばきの橋傍にも。
 R0013056
アカマツ林でクロキ
 R0013074
寒のもどりはあるものの、春は歩みをすすめています。

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【しばりん】

アカマツ林のシハイスミレ

油山のアカマツ林でシハイスミレが咲いています。R0013012
サクラも咲いています。
R0013036
鳥がついばんだのか、林床に花が落ちていました。
  R0013072
 
 
【しばりん】

甲賀の前挽鋸

時々、木挽=昔の製材 のことが話題になりますが
業種として、具体的に、一般的・全般的にどういうことを
されていたのか、恥ずかしながら、なかなかピンときませんでした。
滋賀のサンライズ出版さんの情報誌Duet116号に
「国の重要有形民俗文化財指定 甲賀の前挽鋸」の特集が
あるのを知りました。
http://www.sunrise-pub.co.jp/duet-vol116/3/
これを読むと、文化財に指定された理由は、
主に明治以降の製材用の一人使いのノコ=前挽鋸の
製造・販売の資料、映像を残し、全体像を示したことが
評価されたようです。
特集の座談会では、前挽鋸を使った元木挽職人の方も登場され
木挽というものは、どういうものであったか、語っておられます。
植林についても触れておられ、甲賀の木挽の一端を知る
とてもすばらしい特集と思います。
甲賀市史のホームページにも、木挽のことが掲載されています。
 
【しばりん】

開花を待つフデリンドウ

油山のアカマツ林の中でフデリンドウが
開花を待っています。
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道沿いのタチツボスミレは一足先に。

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これからゴールデンウィークまで、北部九州は
春から初夏までの生物季節暦早めくり、
といった感です。
  
 
【しばりん】 
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