自然観察施設のボランティア団体交流会があり、
人のお供で参加してみました。
 
自然観察、自然解説、調査、環境管理の
4団体が参加し、それぞれの対象は、野鳥、自然全般
植物、森林などバラエティに富んでいます。
 
この中で、野鳥観察のメンバーが披露された話がありました。
~~ベニマシコという野鳥がいて、秋に近隣(たぶん隣接
する他の施設)の藪を利用するが、その時期に、草刈が
あって、近年あまりみられないことが来園者・観察ボラン
ティアなどで、話題となっていた。
施設関係者にご相談し、調整いただいたようで、藪の草刈の
時期がかわり、ベニマシコがみられるようになった。~~
 
ベニマシコという鳥は、北の方で繁殖し、秋冬に、本州以南
の藪を利用するそうです。
ベニマシコには住処ができ、施設には近隣に観察資源が増え
来園者は、鳥の邪魔をしないようにしながら観察できるように
なったとのこと。
三方よし。
また、この話を聞いていた人には、生物の生活史
(一生の暮らしの環境)を担保することの大切さが、
すてきなエピソードとして、温かく心に残ったと思います。
 
連携したことの成果がみえる、というの大切なんだなあ、
と思って帰宅しました。
   
 
【しばりん】