本書は、ふく森の連続講座第2回で
講師山浦先生からご紹介がありました。
書店ではすでに入手できないとのことで
図書館から借りました。


アンダーソン家という架空の林家さんが
経営計画、その年の具体的な施業を検討する
する章が、前半と後半にあり、間に
森林経営についての科学的な知識が
示される章があります。
5章は自然環境保全とサイトに適応した計画
-具体例-として、いくつかのスウェーデンの
森林のタイプがあげられています。
写真、図も多く、楽しく読みやすい本です。
著 The National Board of Forestry Sweden
訳 神崎康一ほか
日本語訳発行 1997年3月
発行人 こぶとち出版会
「森林経営のどの場面でも環境についての
考慮をする責任があること、それを具体的にどのように
取り入れていくかということについての知識を
森林所有者、教師、地域の人々、NGO、
作業機械のオペレーた、作業の補助者などに十分に身に着けて
もらうように努力しているのです」ということに
沿って書かれた、「テキスト」です。
著者は、おそらく、スウェーデンの林業関係の
行政機関に相当する、全国林業委員会、
地域林業委員会にかかわる立場と思います。
【しばりん】