ふくおか森づくり日記

ふくおか森づくりネットワークのブログ

2022年04月

「住む。」に木挽棟梁 杉岡さん

住む 81号 - コピー
木の住宅や背景、住む人を取り上げる
本誌 2022年春号は
特集「いい家、再び。
『住む。』20年を振り返る」
で、過去掲載のセレクション
とでもいうべき内容になっている。

牛小屋を改装、吉村順三設計住宅のリニューアルほか
いろんな住まいと住むまでの経緯などが紹介されている。

後半に掲載の「住む。連載取材20年を振り返る」
①「家をつくるなら、近くの山の木で」は
地域の林業家や製材所などが紹介されるページの
振り返り。ここで、朝倉の木挽き棟梁 杉岡世邦さんが
掲載されている。製材機にのった杉の姿が力強い。
連休中の読み物としておすすめ。

木挽棟梁 ~杉岡世邦公式サイト~

「住む。」

2022年春号

【しばりん】  

油山にいるチョウのかるた

油山自然観察センターはいって右のスペースの展示。
ちょうであそぼう 20220427 - コピー
ざるの中をのぞいたら、チョウの絵と説明が
裏表になっていました。生活史のさまざまの段階。
制作はきのこちゃん。
かるたのざるの中20220427 - コピー

自分も、市販の自然系かるたをいくつか持っていて
コロナ以来、人の集まるところに持参しにくいなと
思っていました。
でも、こんなふうに、消毒するものとセットしておくと
いいですね。

このチョウのかるたは木製で、紙より耐久性があるので
なおよいです。
というか、木と描かれたチョウとで、とてもよい雰囲気。
材はなんだろう。

街中は蒸し暑かったある日、訪れた油山は涼しく、こんな
すてきなかるたも見ることができました。

油山市民の森

自然観察センター


【しばりん】  

カールさんとティーナさんの古民家村だより [新]

[Eテレ] 2022年04月24日 午後6:00 ~ 午後6:30 (30分)
初回は(1)「2020初夏」
四半世紀前、新潟県十日町を訪れた建築家が、一軒の古民家に出会い
修復して住んだ。集落内の古民家を再生し、そこに村外からも
定住する人が増えた、という村の日々の紹介がレギュラー番組になりました。

番組ホームページ


【しばりん】  

「松枯れはなぜしぶといのか」

97-99のいつか会報掲載あると思うアカマツ林 (2) - コピー
写真は、2000年前後の油山自然観察センターそばのアカマツ林。
森を育てる会がシダ刈、常緑樹伐採をはじめたころ。
直後に、ここは松枯れに見舞われた。その後、実生で出てきた
アカマツを作業で守り、今再びこれくらいのサイズのアカマツに
なっている。現存する標識がはいっていて、場所がよくわかる。
撮影は当時自然観察センターの運営を受託していた(財)日本野鳥の会。
会にも提供いただいていた写真を家庭用複合機でスキャンした。

掲題タイトルの
「森林技術 №.857」2013年8月号
冒頭の「論壇」黒田慶子先生の文を改めて読んだ。

要約すると『市民ボランティアや地方自治体で、
松林再生の試みがよくある。
しかし、落ち葉かきだけ、常緑樹伐採を加えても
厳しい。周囲の松林から飛来するザイセンチュウの
防御(薬剤散布)が必要だが、理解されない時がある。
防除と周辺の感染木を除去し、小面積を徹底管理する
ならば、松林再生は可能かもしれない。
長期的なコストを読み、最新の知見を得ながら作業すること
が必要。』
文中の「マツ林は 10年生を超える頃から材線虫病による
枯死が増えるという特徴がある」が改めて気になる。

黒田先生のこの文は、7,8年くらい前?、福岡県の
森林環境税を受けている団体対象の研修で、紹介された。
県林業職のМ沢さん、ありがとう。

「森林技術」は、過去の
(一社)森林技術協会
デジタル図書館 
で、今、2018年発行までのの月刊「森林技術」が
読めます。
単行本の100不思議シリーズなども。

なお、油山では、指定管理者(一社)福岡市市民の森協会
が、防除として薬剤散布でなく樹幹注入をしているようです。

もみじ谷の上の方に、直径の大きいアカマツ林が
ありますが、そちらも、松枯れがすすんでいます。
森林は若いうちに伐って使って、更新できれば
いいのですが。それにも、技術やコストがかかる。

ともあれ油山は県内唯一、アカマツ群落が残るところ。
それは管理がされてきたためでしょう。
この連休も、将来も、松林を住みかとするハルゼミの
声が聴けますように。


【しばりん】  

初夏の陽気 カブトムシの森で活動

ハイノキ カブ森20220417 - コピー
写真はハイノキの花。撮影は鎌田さん。ありがとう。
日曜日は、森会でカブトムシの森作業。
クヌギの伐採、玉切り、草刈りと
林床植生調査の2班に分かれる。
体験参加も3名みえる。
会のホームページ見てこられた方、施設の
他のボランティア団体所属の方。

この日の感想は 暑い!
朝はそうでもなかったが、じわじわと
気温が上がる。また、間伐が冬の間にすすみ
いつも、休むところに、以前あった木陰は
消滅。昼食の場所は三々五々、元木陰場所、
現ちょっと木陰、カブトムシの森に
隣接する小屋、広場の木陰と、三々五々分かれる。
5月の活動日には、より涼しい休憩場所を
模索しよう。

午後は、林床植生調査は森の全域を見て回り、
冬に笹を刈った場所で、フデリンドウの開花、
小川沿いで、タニギキョウなど確認。
小屋のベランダ下にある、ハイノキが
開花していた。
一回り終わったところで、力尽き、作業班より30分
くらい早く森を出る。ごめん、お先。
教訓:図鑑はリュックに。手提げにいれて
移動すると体にこたえる。

油山自然観察の森 森を育てる会


【しばりん】  
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